第44期決勝三番勝負第2局 Feed

2013年10月 9日 (水)

第3局は10月22日(火)

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(本局の棋譜)

第44期新人王戦決勝三番勝負第3局は10月22日(火)に、東京将棋会館にて行われる。
立会人は行方尚史八段、記録係は川崎直人三段。
どうぞお楽しみに。

(野辺)

感想戦2

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(感想戦は19時ごろに終了した)

(野辺)

感想戦1

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(野辺)

終局直後

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(勝った都成は第3局に望みを託した)

―――まずは都成さんにお伺いします。1勝1敗のタイに戻しましたが、今の感想を聞かせて下さい。

素直に嬉しいです。

―――本局を振り返って下さい。

仕掛けたところはいけると思ってやっていたんですけど、進めてみるとどうしたらいいかわからなくなりました。
本譜はむちゃくちゃ穴熊を剥がされてこわい展開になりました。馬を引きつけたあたり(73手目▲3八同角成)は良くなったかと思いました。

―――最終第3局に向けて。

もう1局指せることが嬉しいです。精一杯やりたいと思います。

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(藤森は連勝ならず)

―――続いて藤森さん。本局を振り返って下さい。

常に自信がなかったですね。

―――どこか悔やまれるところがありましたか。

うーん……、(71手目)▲8三角から馬を作られて手厚かったです、自信なかったですね。

―――第3局に向けて。

この将棋も自分らしい将棋を指せたと思うので、第3局も勢いのある元気な将棋を指せたらいいなと思います。

―――ありがとうございました。

(野辺)

都成が競り勝つ 決着は第3局へ

Shinjin201310090101103103手まで都成が制し、決着は第3局へ持ち越された。終局は17時30分、消費時間は▲都成2時間43分、△藤森2時間59分。

17時過ぎの控室

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(鈴木大介八段が控室へ)

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(鈴木八段も大内九段門下。藤森の叔父弟子にあたる)

(野辺)

飛車を叱りつける

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図は17時ごろの局面。残り時間は▲都成24分、△藤森17分。
控室は▲3三桂を予想していたが、都成は受けの手を選んだ。
こちらでも先手の優位は動かないようだ。

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(田中寅彦九段、上田初美女流三段が控室へ)

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(遠山雄亮五段は控室に来てすぐに「▲3三桂じゃだめだったんですか」)

(野辺)

先手勝勢

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図は16時30分ごろの局面。
形勢は「先手勝勢と言っていいと思います」と松尾七段。
都成は第3局につなげることができるか。

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(田村康介七段が検討に加わる。大内延介九段門下の田村七段は、藤森の叔父弟子にあたる)

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(瀬川晶司五段も控室へ)

(野辺)

勝負手

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16時10分過ぎ、藤森は角取りを手抜いて飛車を打った。

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(控室を訪れた佐藤康光九段は「すごい勝負手ですね、いきなり見たらわからない」と話す)

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(野辺)

本田女流三段、渡辺女流初段が控室へ

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本田小百合女流三段と渡辺弥生女流初段が控室を訪れ、進行を将棋連盟モバイルで確認している。
なお松尾七段と渡辺女流初段は所司和晴七段門下の兄妹弟子。
ちなみにTwitter解説の宮田敦六段も所司七段門下だ。

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(野辺)