(本局の棋譜)
第44期新人王戦決勝三番勝負第3局は10月22日(火)に、東京将棋会館にて行われる。
立会人は行方尚史八段、記録係は川崎直人三段。
どうぞお楽しみに。
(野辺)
]]>(感想戦は19時ごろに終了した)
(野辺)
]]>(野辺)
]]>(勝った都成は第3局に望みを託した)
―――まずは都成さんにお伺いします。1勝1敗のタイに戻しましたが、今の感想を聞かせて下さい。
素直に嬉しいです。
―――本局を振り返って下さい。
仕掛けたところはいけると思ってやっていたんですけど、進めてみるとどうしたらいいかわからなくなりました。
本譜はむちゃくちゃ穴熊を剥がされてこわい展開になりました。馬を引きつけたあたり(73手目▲3八同角成)は良くなったかと思いました。
―――最終第3局に向けて。
もう1局指せることが嬉しいです。精一杯やりたいと思います。
(藤森は連勝ならず)
―――続いて藤森さん。本局を振り返って下さい。
常に自信がなかったですね。
―――どこか悔やまれるところがありましたか。
うーん……、(71手目)▲8三角から馬を作られて手厚かったです、自信なかったですね。
―――第3局に向けて。
この将棋も自分らしい将棋を指せたと思うので、第3局も勢いのある元気な将棋を指せたらいいなと思います。
―――ありがとうございました。
(野辺)
]]>103手まで都成が制し、決着は第3局へ持ち越された。終局は17時30分、消費時間は▲都成2時間43分、△藤森2時間59分。
]]>(鈴木大介八段が控室へ)
(鈴木八段も大内九段門下。藤森の叔父弟子にあたる)
(野辺)
]]>図は17時ごろの局面。残り時間は▲都成24分、△藤森17分。
控室は▲3三桂を予想していたが、都成は受けの手を選んだ。
こちらでも先手の優位は動かないようだ。
(田中寅彦九段、上田初美女流三段が控室へ)
(遠山雄亮五段は控室に来てすぐに「▲3三桂じゃだめだったんですか」)
(野辺)
]]>図は16時30分ごろの局面。
形勢は「先手勝勢と言っていいと思います」と松尾七段。
都成は第3局につなげることができるか。
(田村康介七段が検討に加わる。大内延介九段門下の田村七段は、藤森の叔父弟子にあたる)
(瀬川晶司五段も控室へ)
(野辺)
]]>16時10分過ぎ、藤森は角取りを手抜いて飛車を打った。
(控室を訪れた佐藤康光九段は「すごい勝負手ですね、いきなり見たらわからない」と話す)
(野辺)
]]>本田小百合女流三段と渡辺弥生女流初段が控室を訪れ、進行を将棋連盟モバイルで確認している。
なお松尾七段と渡辺女流初段は所司和晴七段門下の兄妹弟子。
ちなみにTwitter解説の宮田敦六段も所司七段門下だ。
(野辺)
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