対局中の先崎学八段や鈴木八段や櫛田陽一六段も検討の盤をじっと見つめている。
現在▲6四馬と引いた局面。ここまでの消費時間は中村四段が1時間48分、広瀬五段が1時間10分。「ここまで中村四段が仕掛け、思い通りの進行ではないでしょうか。この局面でも△4九飛成とするでしょうから、先手は銀を取ることが出来、銀得ですので先手有利だと思います」塚田九段。
(吟)
前期新人王の佐藤天彦五段も控え室を訪れた。
遠山雄亮四段と検討する佐藤天彦五段。木村一基八段と熊倉紫野女流初段も控え室へ。
先手・中村四段、金銀4枚の居飛車穴熊。
得意の振り飛車穴熊に収まった広瀬五段の王将。
下が先手の中村陣。
12時55分頃、盤を凝視する中村四段。
腕組みで再開を待つ広瀬五段。
13時になり塚田九段の「再開です」の声があったが、中村四段はすぐには指さなかった。13時6~7分だろうか、モニターに▲3三角成を指す中村四段の手が映った。
△4六歩と広瀬五段が突き、中村四段が16分考えて昼食休憩となった。ここまでの消費時間は中村四段1時間2分、広瀬五段46分。昼食休憩は12時10分~13時まで。昼食の注文は両対局者ともにありませんでした。
図は中村四段が▲2四歩と仕掛けた局面。△同歩▲6五歩△4六歩▲3三角成△同桂に角を3一からか5一から打つのかが検討されている。
本局は特別対局室にて行われている。取材控え室は飛燕・銀沙の間。ネット中継も飛燕・銀沙の間からお伝えしています。
別室で棋聖戦を戦っている鈴木大介八段と棋王戦を戦っている阿久津主税七段も控え室へ。中継画面を見つつ談笑している。
本局の立会人の塚田泰明九段は関係者と談笑しながらもモニターに目をくばる。しんぶん赤旗の観戦記は北尾まどか女流初段。
広瀬五段は得意の穴熊一直線。中村四段も居飛車穴熊に入り、相穴熊となった。
緊張した面持ちで初手▲7六歩を指す中村四段。
△3四歩と応じた広瀬五段。
中村四段の3手目は▲2六歩。
おはようございます。第40期新人王戦決勝三番勝負第1局、広瀬章人五段-中村太地四段戦。光記者と吟が中継を担当致します。よろしくお願いします。
下座にて広瀬章人五段の入室を待つ中村太地四段。
駒を並べる広瀬章人五段。
記録係の田嶋尉三段が振り駒を行い、と金が3枚出て中村太地四段の先手と決まった。