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2026年11月 5日 (木)

しみじみと好手

261105_60図から(1)▲7三歩成△3七歩成なら攻め合いです。3七と7三のと金は位置こそ同じですが、敵玉との距離や響きを考えると、先手のと金のほうが大きそうです。ただ、後手も図に至る前に△8六歩▲同歩の突き捨てを入れ、いつでも8七に駒を打ち込めるようにしています。直線の攻め合いで先手勝ちかといえば、そうとも断言はできません。

そこで永井三段は(2)▲3九歩と自陣に1手入れました。北浜八段は「いやー、いい手だなあ。いい手だ」と、しみじみと感心しました。△3九同馬なら△3七歩成~△4七との筋が利かなくなり、△2九馬で4七に利かしても△3七歩成を▲同銀と取られてしまいます。この渋い好手で先手ペースの戦いになりそうです。

Dsc_0749_2(決断のよい攻めに、渋い受け。永井三段が力を出している)

(牛蒡)

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