北浜八段が準優勝したのは第31期新人王戦。ベスト4の顔ぶれを見ると深浦康市六段(現・九段)、鈴木大介六段(現・八段)、北浜健介六段(現・八段)、山崎隆之四段(現・八段)と重厚だ。
「ベスト4は山崎さんがフレッシュで、あとは……私と指したとき山崎さんは19歳だったんですか、うわぁ~」と北浜八段は振り返る。
現行の制度では六段は出場できない。当時は持ち時間はトーナメントが4時間、三番勝負は5時間だった。
「決勝は3局とも角換わりだったのは覚えているのですが、あとは忘れました」と北浜八段。
(今朝、両対局者を見守る北浜八段)
(吟)