控室で▲3五飛が予想されていたところで、永瀬五段はじっと金を寄りました。
しかし、「ここで手が戻るようでは、何か誤算があったのではないか」と言われています。
先手は▲3五飛~▲3四金と進めましたが、「先手が歩損で無理をしていると見ることもできる」とのこと。
ここ数手の攻防で居飛車が盛り返したようです。
14時45分頃、控室に瀬川晶司五段が来訪。
「(61手目)▲5三歩と垂らした手が軽い筋で、永瀬五段らしくない感じがしました」とのこと。
59手目▲7六歩と渋く受けた手との組み合わせに違和感があるようです。
(八雲)