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本局は「日本将棋連盟モバイルTwitter」でプロ棋士による解説が行われています。
吉田 正和(よしだ まさかず)五段
埼玉県ふじみ野市出身、1986年1月23日生まれ。
神吉宏充七段門下。
棋士番号は273。2008年、四段。2012年、五段。
吉田五段は昨日の竜王戦5組・昇級者決定戦(及川拓馬四段戦)に勝って4組に昇級。2期連続昇級の規定を果たして五段に昇段しました。
(牛蒡)
第43期新人王戦、決勝三番勝負は永瀬拓矢五段と藤森哲也四段で争われます。
10月11日(木)に行われた第1局は永瀬五段が先勝。優勝まであと1勝としています。藤森四段は巻き返すことができるでしょうか。
第2局は東京・将棋会館(特別対局室)にて本日10時開始。持ち時間は各3時間。立会人は中村修九段、記録係は森村賢平三段が務めます。
(第2局の先手は藤森四段=左、後手は永瀬五段=右)
中継は棋譜・コメント入力を文、ブログを牛蒡が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
(177手の大熱戦が終わった直後の対局室は熱気に包まれていた)
(先勝した永瀬五段)
【永瀬拓矢五段インタビュー】
――一局を振り返って
「終始よくわからなかったのですが、最後は負けにしているような気がします。組み合わせを間違えたかと」
――全体的にはリードしていたように見えましたが
「いえ、終始自信はなかったです。いつでも△1四歩を突かれて勝負されてしまうので。ただ、4八の金が2六まで行って戦線に参加できたので、そのあたりは勝負になったかと思います」
――勝ちになったと思ったのはどのあたりでしょうか
「最後詰まされたかと思ったのですが……。詰まないんですかね? 詰まなければ勝ちだと思いますが、実戦中は詰まされていると思っていました」
――第2局に向けて抱負をお願いします
「一生懸命将棋を指して、精一杯力を出し切りたいと思います」
(猛烈に追い込んだ藤森四段)
【藤森哲也四段インタビュー】
――1局を振り返って
「常に自信はなかったのですが、勝負手をやっているうちに最後はチャンスが来たかなと思ったのですが、ものにできなくて残念です」
――第2局に向けて抱負をお願いします
「1局目は一生懸命指せましたので、第2局も全力で臨みたいと思います」
(八雲)
177手で永瀬五段が先勝を決めた。終局は18時30分。消費時間はともに2時間59分。第2局は10月23日(火)東京・将棋会館にて行われる。