本日は第2期ヒューリック杯清麗戦本戦、上田初美女流四段-岩根忍女流三段の一戦を中継いたします。本局の勝者は、本戦決勝で伊藤沙恵女流三段-石本さくら女流初段の勝者と挑戦権を懸けて対戦します。
対局は4月13日(月)10時から、東京・将棋会館「高雄」にて行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒未満の着手。先後は振り駒によって決定されます。
【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/seirei/kifu/2/seirei202004130101.html





124手で、石本女流初段が中村桃女流初段をくだしました。終局時刻は14時55分。消費時間は▲中村2時間0分、△石本2時間0分(チェスクロック使用)。勝った石本女流初段は、本戦進出(ベスト4入り)が決まりました。
図は14時50分過ぎの局面。石本女流初段が寄せに出ています。終局もそう先ではなさそうです。
図は14時30分頃の局面です。石本女流初段がリードを拡大しており、中村桃女流初段はかなり厳しい状況に追い込まれています。
図は14時10分頃の局面。後手は△8九歩成と桂を取り、桂得という具体的な利を得ました。石本女流初段が堅実にリードを保っています。
図は13時40分頃の局面。中盤の攻防が続いています。後手の石本女流初段がうまく押さえ込みの態勢を築いており、現状は後手ペースといってよさそうです。






石本女流初段が△6五歩(図)と仕掛けたのに対して中村女流初段が9分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲中村1時間0分、△石本59分(チェスクロック使用)。昼食の注文は、ともにありませんでした。対局は12時40分に再開されます。
図は11時40分頃の局面です。後手が△7四歩から7筋の位を奪還しましたが、まだ本格的な戦いにはなっていません。ともに小刻みに時間を使いながら、慎重に駒組みを進めています。