2020年4月
2020年4月13日 (月)
上田女流四段が本戦決勝に進出
この局面で岩根女流三段が投了しました。終局時刻は16時8分。消費時間は、▲上田2時間19分、△岩根3時間0分。勝った上田女流四段は、本戦決勝で伊藤沙恵女流三段-石本さくら女流初段の勝者と挑戦権を懸けて対戦します。
上田女流四段がリードを広げる
図の▲2四角が厳しく、先手優勢が明らかになりました。4六の竜を逃げても▲5一馬△同金▲同角成で後手玉はもたない格好です。
上田女流四段の切り返し
上図は後手が6五に銀を打った局面。ここで先手は▲5五飛△7六銀▲8六角(下図)と切り返しました。以下△8六同角▲同歩と進むと8七の地点のキズが気になりますが、それでも成算ありと判断しています。穴熊の遠さを生かした踏み込みといえそうです。
対局再開
昼食休憩時の対局室
昼食休憩
12時、この局面で岩根女流三段が12分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲上田46分、△岩根1時間12分。
昼食注文は、上田女流四段が「豚キムチ弁当(ごはん少なめ)」(鳩やぐら)、岩根女流三段の注文はなし。対局は12時40分から再開されます。
戦型は先手穴熊VS後手三間飛車
戦型は居飛車対振り飛車の対抗形になりました。
図は10時30分頃の局面。このあと後手は、△4二角~△3四飛として石田流に組み替える展開が予想されます。