(盤面)
(里見倉敷藤花側から見た対局室)
(里見倉敷藤花の王将)
(里見倉敷藤花側から窓を見ると、新宿の高層ビル)
(矢内女流四段側から見た特別対局室)
(矢内女流四段の玉将)
(矢内女流四段側から窓を見ると、鳩森神社)
(本局はチェスクロック使用だ)
(紋蛇)
図の局面で矢内女流四段が20分ほど考えたところで12時になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見1時間7分、△矢内52分。昼食の注文は、里見倉敷藤花が「うな丼・ざるそばセット」(みろく庵)、矢内女流四段は注文なし。対局は13時に再開です。
(みろく庵の「うな丼・ざるそばセット」)
※対局者と同じものを注文して撮影しました。
(手前左は立会人の藤井九段。手前右は藤井九段の師匠の西村一義九段)
(「大乱戦。大乱戦だけど、定跡化されつつある進行ですね」と藤井九段)
(「私の時代には考えられない将棋だ」と西村九段)
(関根紀代子女流六段も訪れた。関根女流六段は矢内女流四段の師匠である関根茂九段の夫人)
図は△7三銀と8二銀を上がった局面。矢内女流四段の新手で、前例では△7三桂が指されていました。この手を見て里見倉敷藤花が長考に沈んでいます。
(立会人の藤井猛九段は対局者よりも早く入室していた)
(王将をすえる里見倉敷藤花)
(駒を並び終えて、めい想する矢内女流四段)
(振り駒は1回目は振り直し。2回目は歩が3枚出て、里見倉敷藤花の先手になった)
(対局開始を待つ両対局者)
1図は▲8八同飛と角を取った局面。▲8八同銀なら穏やかでしたが、里見倉敷藤花は飛車で取りました。△4五角もあるので強気な一手です。以下△4五角▲7六角△4二玉▲3八銀△5四角▲7八飛△7六角▲同飛△2八角と進んで図2。
香取りが受からないようですが、▲5五角から飛車を奪って▲1八飛と角を捕獲するのが定跡の一手。(図3)
そして△3九角打をつなぐのも実戦例がある形です。(図4)(紋蛇)
(定刻10時になり、対局開始)
(里見倉敷藤花の初手は▲7六歩)
(矢内女流四段は△3四歩)(里見倉敷藤花の作戦は石田流だった)
(矢内女流四段は予想していたかのように、ノータイムで角を交換)
(気持ちを落ち着けるためにお茶を一口)
(頬を膨らませて少考する里見倉敷藤花)(紋蛇)