図は60手目△5五飛の局面。伊藤女流四段は△5六歩から△5五飛と力をためています。駒損していますが、落ち着いた指し回しです。特に図の△5五飛は、▲7四桂△同金▲5四馬といった攻め筋を防いだ攻防手でもあり「味のいい手」という評判です。(銀杏)
(伊藤女流四段は攻防手で力をためる)
控室に将棋世界の最新号である2025年12月号が届きました。倉敷藤花戦の記事も掲載されています。
(12月号の表紙は藤井聡太竜王・名人)
(伊藤女流四段が挑戦権を得た記事。後のページに対局の解説のページも)(銀杏)
図は56手目△6五桂まで。伊藤女流四段は昼食休憩を挟む44分の長考で△6五桂と跳ねました。2時間のうちの44分は、持ち時間の約37%を1手につぎ込んだことになります。そして、▲2一馬に△5六歩と垂らす攻めに本局の命運をかけました。終盤戦が近づいています。(銀杏)
(午後に入って、本田小百合女流四段、加藤圭女流二段、和田はな女流1級が控室を訪れた)
(伊藤女流四段は昼食休憩に入ったあとも12時20分ごろまで考え続けていた。対局再開後も考え続ける)
(両者は今回の倉敷藤花戦で11回目のタイトル戦となる。倉敷藤花戦では4回目となる)
(対局再開前、両対局者に飲み物が出された。福間倉敷藤花は「アイスロイヤルミルクティー」のLサイズ)
(伊藤女流四段には「カフェラテ」のMサイズが出された)(銀杏)
(昼食休憩時の対局室)
(昼食休憩時の盤面)
(本局で使用されている駒は大竹竹風師の菱湖書)
(書体が菱湖の駒は玉将に特徴がある)(銀杏)
対局者の昼食の注文は、福間倉敷藤花が「肉豆腐キムチ弁当(ご飯少なめ)」(鳩やぐら)。伊藤女流四段は「オムライス(少なめ)」(千駄ヶ谷厨房)、「クラシックプリン」(棋の音カフェ)でした。(銀杏)
(福間倉敷藤花の昼食)
(伊藤女流四段の昼食)
図の55手目▲4八歩の局面で伊藤女流四段が20分使ったところで12時となり、昼食休憩に入りました。12時時点での消費時間は▲福間1時間3分、△伊藤55分。対局は13時再開です。(銀杏)