図の55手目▲4八歩の局面で伊藤女流四段が20分使ったところで12時となり、昼食休憩に入りました。12時時点での消費時間は▲福間1時間3分、△伊藤55分。対局は13時再開です。(銀杏)

図は28手目△6四歩の局面。福間倉敷藤花は後手向かい飛車に対して、得意の中飛車から玉を左に囲う作戦に出ました。ここから▲2六歩△7四歩▲2八飛!としたのが趣向ですが、飛車の動きで2手損なので、どのような真意があるのか意図が難しいです。以下、下の図から▲1五歩△5四歩▲1四歩△5二飛▲1三歩成△5五歩と、先手は1筋、後手は5筋を攻める将棋になりました。(銀杏)

(福間倉敷藤花は昨日に棋士編入試験を受験するリリースが出たばかり。編入試験は来年1月に始まる
https://www.shogi.or.jp/news/2025/11/post_2575.html )
両対局者はあいさつの後に退出し、関係者のみの会食となりました。
(北村實・大山名人記念館館長が乾杯の音頭を取った。北村さんは7月に第77回岡山県文化賞が贈られた)
(立会人の千田翔太八段と記録係の砂原奏女流2級が見どころを述べる)
(千田八段が立会人を務めるのは、今年4月の第51期女流名人戦第4局に続いて2回目)
千田八段「持ち時間が短くてスピーディーなこともありますが、勢いに乗るお二人の対局ですと、渋い手というよりは、うなるような手が多く飛び出すんじゃないかなと、私自身はワクワクしています。切れ味を伴った、ねじり合いのシリーズになるんじゃないかと期待しております。戦型は相振り飛車の可能性もありますが、伊藤さんは居飛車を多用されていますから、対抗形になるんじゃないかなと思っています。振り駒次第ですね。充実した福間さんの老獪でもある指し回しを、伊藤さんがどう乗り越えていくか、そういう戦いになるんじゃないかなと思います」