第44期決勝三番勝負第1局 Feed

2013年10月 3日 (木)

第2局は10月9日(水)

P1080978_end_end (感想戦は19時10分頃まで行われた)

P1080983_end_kihu (本局の棋譜)

本局の中継は以上で終了致します。 ご観戦いただき誠にありがとうございました。
第2局は10月9日(水)に東京・将棋会館にて行われます。どうぞお楽しみに。

(虹)

感想戦(2)

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(虹)

感想戦(1)

両対局者は感想戦を始める前に、棋譜用紙のコピーが到着するのを待ちました。
藤森四段がいったん席を外したところで、都成三段が立会人の山崎八段に「どこでしたか?」と問い掛け、しばらく笑顔でのやり取りがありました。

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藤森四段が戻ってきてからもしばらく棋譜用紙が届くまでに時間があり、まずは口頭による簡単な感想戦が始まりました。

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(虹)

終局直後インタビュー

P1080950_end_huji00 (新人王戦優勝に王手をかけた藤森四段)

【藤森哲也四段インタビュー】

――本局を振り返って
「序盤はあまり自信がなくて、途中からよくなったとは思うのですが、最後(84手目△3五銀)の辺りでの決め方は分かりませんでした」

――有利になったと思ったのはどの辺りか
「(61手目)▲5七玉です」

――第2局に向けての抱負
「まだ三番勝負を制したわけではないので、次もしっかりと指します」

P1080970_end_tonari00 (敗れた都成三段)

【都成竜馬三段インタビュー】

――本局を振り返って
「あまり自信はなかったんですけど、途中ではっきり悪くしてしまいました。最後はチャンスがありそうでしたが、ミスをしてしまって……」

――第2局に向けての抱負
「三番勝負なので、次頑張りたいと思います」

(虹)

藤森四段先勝(速報)

01_105 第44期新人王戦決勝三番勝負第1局▲藤森哲也四段-△都成竜馬三段戦は、105手で藤森四段の勝ちとなりました。終了時刻は17時50分。消費時間は▲藤森2時間58分、△都成2時間59分。

(虹)

17時35分の控室

P1080897_hikae1735a (終盤も深くなってきた。山崎八段は立会人として対局室へ)

P1080887_hikae1735b (継ぎ盤から少し離れて大石直嗣六段が検討に加わっている)

(虹)

粘りが実るか

01_84 時刻は17時25分。しばらく粘っていた都成三段がさらに「嫌らしい粘り」の△3五銀をひねり出しました。
記者が棋譜を取りに対局室へ入室する際、藤森四段が残り時間を記録係に読まれていました。どうやら互いに5分ずつで、このまま1分将棋に突入しそうです。

(虹)

都成三段、粘りに出る

01_72 時刻は17時前。3三のと金から早逃げして粘りに出ました。以下▲7五桂△7一桂▲1八角がプロ好みの遠見の角で味がよく、△5四馬とさらに粘りますが▲4三銀と追い立てます。

01_7717時10分。控室では、最後の▲4三銀に代えて▲5五歩△7二馬▲4三と△同金▲2四飛が厳しいとの評判でした。しかし本譜進行でも、先手陣が要塞となっているため先手有利以上とのことです。

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先手有利

01_69 この▲3四歩が厳しいようです。先手玉は安全で、「あとは自然な手を積み重ねていけばよい」というのが控室の見解です。

P1080715_zumen_huji03_2 (ついにはっきりと形勢の差がついた)

(虹)

一気に手が進んで終盤戦へ

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16時頃の局面。都成三段らしい攻めの一手です。3三の銀取りが間に合う前に仕事をすることができるか。以下▲9六角△3五飛▲4六銀△7七銀成▲同桂△9五飛▲3三歩成△同桂▲3四歩△8六歩は難解とのことです。

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50手目△7六銀から、本譜は▲7六同金△同角▲8六銀△3五飛▲4六銀△6五飛▲7七桂。バタバタと手が進みました。ここで△8九銀▲6八玉△8七角成▲6五桂△8六馬が王手になるのが勝負手順となるかどうか。控室では先手やや有利だと見られています。

P1080791_zumen_tonari03 (都成三段が攻めを繋ぎ切ることができるかどうかが勝敗に直結しそうだ)

(虹)