第44期決勝三番勝負第3局 Feed

2013年10月22日 (火)

立会人 行方八段

「ぼくのときは(新人王戦の持ち時間は)4時間だった気がしますね」と振り返った行方八段。
現行の持ち時間3時間になったのは第37期(2006年度)新人王戦から。第37期の優勝者は糸谷哲郎四段(現・六段)。行方八段は第34期(2003年度)に準優勝している。

Dsc_0021 (今朝、対局室での行方八段)

(吟)

ひねり飛車模様に

Shinjin201310220101_123
先手はひねり飛車模様に進めている。後手は△8五飛~△8二飛と引いたため手損している。ただし△2三歩を打っていない格好で2筋に歩が立つのがセールスポイントだ。▲2四歩の垂らしは△4四角と出れば受かっている。

「先手が神経を使いそうな展開になってますね」と行方八段。

Dsc_0065 (2筋に歩を打たずに駒組みを進める都成三段)

(吟)

先手2六飛型に

Shinjin20131022010115藤森四段は20分近く時間を使って▲2六飛と引いた。藤森四段は2六飛型で早繰り銀を用いることがある。得意の形でグングンと銀を進出していくのだろうか。さて都成三段の対策やいかに。

Dsc_0034 (横歩を取らず、本局は2六飛型を選択した藤森四段)

(吟)

対局開始

Dsc_0044 (定刻の10時対局開始)

Dsc_0046 (初手の▲2六歩を着手する藤森四段。両者とも気合の入った表情だ)

Dsc_0052 (2手目△3四歩を着手する都成三段)

Dsc_0063 (藤森四段の3手目は▲7六歩)

(吟)



対局開始直前

Dsc_0011

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Dsc_0026 (藤森四段の振り歩先で振り駒。歩が4枚でて藤森四段の先手に決まる)

Dsc_0036 (先後も決まり気息を整える両対局者。立会人の行方八段は時刻を確認する)

(吟)

いよいよ第3局

Dsc_0004 (第2局に続き、決戦の舞台は東京・将棋会館)

第44期新人王戦第3局は10月22日(火)東京・将棋会館「特別対局室」にて10時に開始される。
新人王の栄冠に輝くのは2年連続三番勝負に登場した藤森哲也四段か奨励会員として初の優勝を目指す都成竜馬三段か。
立会人は行方尚史八段、記録係は川崎直人三段(22歳、勝浦修九段門下)が務める。持ち時間は各3時間。

2013hirose 
新人王戦第3局のTwitter解説は広瀬章人七段が担当する。

■Twitter解説■
広瀬章人七段>おはようございます。新人王戦三番勝負もいよいよ決着局です。この将棋のTwitter解説を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。戦型は振り駒の結果にもよりますが居飛車VS振り飛車の対抗型になるのではないかと予想します。

Twitter解説

 

中継は棋譜・コメント入力は八雲、ブログは吟が担当する。どうぞよろしくお願い致します。

(吟)