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103手まで都成が制し、決着は第3局へ持ち越された。終局は17時30分、消費時間は▲都成2時間43分、△藤森2時間59分。
(鈴木大介八段が控室へ)
(鈴木八段も大内九段門下。藤森の叔父弟子にあたる)
(野辺)
図は17時ごろの局面。残り時間は▲都成24分、△藤森17分。控室は▲3三桂を予想していたが、都成は受けの手を選んだ。こちらでも先手の優位は動かないようだ。
(田中寅彦九段、上田初美女流三段が控室へ)
(遠山雄亮五段は控室に来てすぐに「▲3三桂じゃだめだったんですか」)
図は16時30分ごろの局面。形勢は「先手勝勢と言っていいと思います」と松尾七段。都成は第3局につなげることができるか。
(田村康介七段が検討に加わる。大内延介九段門下の田村七段は、藤森の叔父弟子にあたる)
(瀬川晶司五段も控室へ)
16時10分過ぎ、藤森は角取りを手抜いて飛車を打った。
(控室を訪れた佐藤康光九段は「すごい勝負手ですね、いきなり見たらわからない」と話す)
本田小百合女流三段と渡辺弥生女流初段が控室を訪れ、進行を将棋連盟モバイルで確認している。なお松尾七段と渡辺女流初段は所司和晴七段門下の兄妹弟子。ちなみにTwitter解説の宮田敦六段も所司七段門下だ。
図の局面で藤森の手が止まっている。15時30分過ぎ、都成に続いて藤森の側にも残り時間早見表が出た。両者ともに残り1時間を切ったようだ。藤森は額に手を当てたり、うんうん頷いたりと動きが大きくなっている。
(15時30分過ぎのモニター映像)
図は15時ごろの局面。△3八同角成は「(モニターから)音が聞こえてきそうな、いい手つきでしたね」と控室。松尾七段は後手の攻めについて「嫌なような……細いような……」と唸り声を上げる。宮田敦六段はこの手に代えて△4六歩を推奨していた。
(千葉幸生六段が控室へ。千葉六段は第36期新人王戦で準優勝だった)
(千葉六段と検討する松尾七段)
14時25分ごろ、両対局者におやつが出された。「マロンロールケーキ」(将棋会館近くのNana Gateauxさんの品)