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2013年10月

2013年10月 9日 (水)

都成が競り勝つ 決着は第3局へ

Shinjin201310090101103103手まで都成が制し、決着は第3局へ持ち越された。終局は17時30分、消費時間は▲都成2時間43分、△藤森2時間59分。

17時過ぎの控室

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(鈴木大介八段が控室へ)

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(鈴木八段も大内九段門下。藤森の叔父弟子にあたる)

(野辺)

飛車を叱りつける

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図は17時ごろの局面。残り時間は▲都成24分、△藤森17分。
控室は▲3三桂を予想していたが、都成は受けの手を選んだ。
こちらでも先手の優位は動かないようだ。

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(田中寅彦九段、上田初美女流三段が控室へ)

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(遠山雄亮五段は控室に来てすぐに「▲3三桂じゃだめだったんですか」)

(野辺)

先手勝勢

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図は16時30分ごろの局面。
形勢は「先手勝勢と言っていいと思います」と松尾七段。
都成は第3局につなげることができるか。

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(田村康介七段が検討に加わる。大内延介九段門下の田村七段は、藤森の叔父弟子にあたる)

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(瀬川晶司五段も控室へ)

(野辺)

勝負手

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16時10分過ぎ、藤森は角取りを手抜いて飛車を打った。

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(控室を訪れた佐藤康光九段は「すごい勝負手ですね、いきなり見たらわからない」と話す)

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(野辺)

本田女流三段、渡辺女流初段が控室へ

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本田小百合女流三段と渡辺弥生女流初段が控室を訪れ、進行を将棋連盟モバイルで確認している。
なお松尾七段と渡辺女流初段は所司和晴七段門下の兄妹弟子。
ちなみにTwitter解説の宮田敦六段も所司七段門下だ。

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(野辺)

残り1時間を切る

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図の局面で藤森の手が止まっている。
15時30分過ぎ、都成に続いて藤森の側にも残り時間早見表が出た。
両者ともに残り1時間を切ったようだ。
藤森は額に手を当てたり、うんうん頷いたりと動きが大きくなっている。

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(15時30分過ぎのモニター映像)

(野辺)

細い攻め?

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図は15時ごろの局面。
△3八同角成は「(モニターから)音が聞こえてきそうな、いい手つきでしたね」と控室。
松尾七段は後手の攻めについて「嫌なような……細いような……」と唸り声を上げる。
宮田敦六段はこの手に代えて△4六歩を推奨していた。

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(千葉幸生六段が控室へ。千葉六段は第36期新人王戦で準優勝だった)

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(千葉六段と検討する松尾七段)

(野辺)

鳩森神社

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(野辺)

対局者のおやつ

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14時25分ごろ、両対局者におやつが出された。
「マロンロールケーキ」(将棋会館近くのNana Gateauxさんの品)

(野辺)