2026年7月22日 (水)

20260722i▲西山-△福間戦は1図の△5二飛が先手の歩切れを突くうまい切り返しに見えましたが、▲3三香成△5四飛に▲5八桂(2図)と進んでみると、後手の指し手が難しいようです。2図で△5七歩は▲4三馬の活用が絶好の一手になります。佐藤和俊七段は「ここ(2図)で△6二玉と上がらないと後手が持たないかもしれません」と話しています。

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Dsc_7731(自陣に桂を受けて緩急自在に指し回す西山女流三冠)

20260722g▲西山-△福間戦は、銀香交換の1図から△6四角▲2一馬△6三銀(2図)と進みました。△6四角~△6三銀は福間清麗が底力を発揮した好手順のようです。角で▲5三歩成を防ぎつつ、△6三銀と上がって窮屈だった8二飛に活が入りました。2図で▲5三香が好手に見えますが、△6二玉と上がられて▲3二馬に△4六角と銀を取られてしまいます。「先手がどう指すか難しいですよ。激戦だと思います」と佐藤和俊七段は話しています。

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20260722f▲西山-△福間戦は△6五歩以下、▲同銀△3三角▲9八飛△5七銀成(図)と進みました。先手がうまく対応し、「後手が忙しそう」と話していた立会人の佐藤和俊七段は「△5七銀成はいい手渡しだと思います。先手も応手が悩ましいですから。長くなる予感がします」と話しています。激戦の中盤戦が展開されています。

Dsc_7816(手を渡して相手に選択肢を与える福間清麗)

15時、午後のおやつは西山女流三冠が「金谷チーズケーキ」彩フルーツ添え、コーヒー。福間清麗が「金谷アップルパイ」彩フルーツ添え、アイスティー、アイスウーロン茶、金谷リンゴジュースを注文しました。西山女流三冠は9時と13時にアイスコーヒー、緑茶、炭酸水、金谷りんごジュースをオーダーしています。

Dsc_7882_2(西山女流三冠のおやつ)

Dsc_7900(「金谷チーズケーキ」彩フルーツ添え)

Dsc_7917(福間清麗のおやつ)

Dsc_7929(「金谷アップルパイ」彩フルーツ添え)

Dsc_7127(板垣退助の銅像)

1868年、戊辰戦争で日光廊に立てこもった幕府軍と対峙した板垣退助は、日光を戦火にさらさないため幕府軍に無血開城を迫り、説得に成功しました。1926年に銅像が建立されましたが、第二次大戦時に金属提供により軍に譲渡されました。現在の像は1967年に再建されたものです。

Dsc_7098(天海大僧正の銅像)

天海大僧正は比叡山で天台宗を習得し、徳川家に仕えて日光山の貫主になりました。

20260722e▲西山-△福間戦は、昼食休憩再開後に▲5五歩△4六銀▲5四歩△6五歩(図)と進みました。西山女流三冠は4筋を受けずに中央から反発したのです。攻め合いを選択しましたが、激しい本譜はどちらが戦えるのでしょうか。後手も銀取りに△6五歩と突いて、一気に激しくなりました。

Dsc_7718(中央から反発した西山女流三冠)

対局場の日光金谷ホテルは栃木県日光市にある老舗ホテル。開業は1873年と古く、現存する日本最古のリゾートホテルとして知られています。登録有形文化財に登録され、近代化産業遺産にも認定されました。夏目漱石や渋沢栄一氏、ヘレン・ケラー、アルベルト・アインシュタインなど、過去に多くの著名人が宿泊しています。
日光金谷ホテルは来春に全面改装のための休業に入り、2029年度の営業再開を予定しているそうです。

Dsc_7623(ホテルの玄関)

Dsc_7557(ロビー)

Dsc_7562_2(売店)

Dsc_7572(ロビー奥の待合スペース)

Dsc_7587(ホテル内のレストラン)

Dsc_7569(過去に多くの著名人が宿泊している)

Dsc_7591(歴史を感じさせる洋風の廊下)

Dsc_7605_2 (ホテル内には伝統の品々が展示されている)

Dsc_7615(大正から昭和初期に使われていた銀食器)

Dsc_7599(敷地内は緑も多い)

Dsc_7621(歴史と伝統を誇る日光金谷ホテル)

13時、現地大盤解説会が始まりました。

Dsc_7824(大盤の前に対局室を映すモニターが設置されている)

Dsc_7838(解説の佐々木大地七段)

Dsc_7850(聞き手の宮宗紫野女流二段)

Dsc_7819(大盤解説会場の様子)

Dsc_7803(13時、対局が再開した)

Dsc_7730(手番の西山女流三冠)

Dsc_7778(相手の指し手を待つ福間清麗)

Dsc_7809(記録係の小高佐季子女流初段)

Dsc_7812(午後の戦いが始まった)