2026年5月26日 (火)

20260526_4112時、この局面で磯谷女流初段が19分使って昼食休憩に入りました。消費時間は☗西山46分、☖磯谷1時間12分。昼食の注文は、西山女流三冠が「季節野菜のミートソースドリア」(LAITIER)、磯谷女流初段が「オムハヤシ(ハーフ)」(LAITIER)です。対局は12時40分に再開されます。

20260526a7v04439(西山女流三冠のメニュー)

20260526a7v02501(磯谷女流初段のメニュー)

20260526_13磯谷女流初段は対振り飛車で右玉を得意にしています。西山女流三冠は▲6五歩(第1図)と早い段階で仕掛けて、それを封じました。対して△同歩なら▲5五角~▲7五歩が狙い筋です。20260526_17第2図は、上図から△7三銀▲6四歩△同銀▲6五歩と進んだ局面。ここで(1)△同銀には▲7五歩と突っかけて、次の▲5五角を見せるのが一案です。実戦は▲6五歩に(2)△7三銀とかわしました。

20260526_22後手は△7三桂とスムーズに跳ねられない以上、右玉を目指しても玉形が安定しません。よって、第3図のように△4二玉が自然です。後手は持ち歩が主張点で、7三銀をどのように活用するかがポイントになりそうです。

振り駒は西山女流三冠の振り歩先で行われ、「歩」が4枚。西山女流三冠の先手番で開始されました。

20260526a7v04164(西山女流三冠)20260526a7v04196(磯谷女流初段)

20260526a7v02467(振り駒の様子)

20260526a7v04360(西山女流三冠の初手は▲7八飛)

20260526a7v02473(2手目△8四歩を着手する磯谷女流初段)

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福間香奈清麗への挑戦を目指す大成建設杯第8期清麗戦。挑戦者決定戦の舞台まで勝ち上がったのは、西山朋佳女流三冠と磯谷祐維女流初段です。
対局は5月26日(火)10時から東京・将棋会館の「特別対局室」で行われます。先後は振り駒で決定します。

本局の棋譜・コメント入力は八雲、本ブログを玉響が担当します。よろしくお願いいたします。

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/seirei/kifu/8/seirei202605260101.html

【大成建設】
https://www.taisei.co.jp/
【大成建設杯清麗戦 | 大成建設株式会社】
https://www.taisei.co.jp/corp/society/seirei/

2025年8月 7日 (木)

タイトル防衛を果たした福間香奈清麗に花束が贈呈されました。

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以上でブログ更新を終了いたします。ご観戦いただき、ありがとうございました。

20250807a7305508【福間清麗の談話】
――△3八飛(62手目)と打った辺りは。
「△4七馬とするか迷っていたんですけど、本譜でどうなのかなと思って指していました」

――一局を振り返って。
「一手一手が難しい将棋だったんですけど、自分なりにうまく対応できていたかなと思います」

――五番勝負を通しての感想は。
「定跡形ではなく、力戦形の将棋ばかりだったと思うんですけれど、そのなかで一手一手、考えて指せてたかなと思うので、充実したシリーズだったかなと思います」

20250807a7305526【渡部女流四段の談話】
――39手目▲7八金と銀冠を完成させた辺りについては。
「▲9八香から穴熊に組む順、(本譜の)▲3五歩から仕掛ける順、銀冠に組まないで▲3五歩と行く順の3パターン考えていました。最初は穴熊に組もうかなと思っていて、組んで一局ということは分かっていたんですけど、先手で打開が難しくなるかなと思って本譜を選びました」

――終盤については。
「▲6四歩(63手目)の取り込みと、△3八飛(62手目)~△5八銀(66手目)の攻め筋との速度計算ができていなかったのかなと思います」

――一局を振り返って。
「部分的に▲3五歩からの仕掛けはやってみたかったのですが、昼休(48手目)辺りがいちばん迷って……。かなり時間を使いましたが、どれがいいか分からなくて。いろいろ変化が難しかったので、そこもちょっと勉強しなきゃいけないなと」

――五番勝負を振り返って。
「3局とも力戦勝負になり、自分に中終盤の力が足りないなっていうところと、シリーズ通して勉強になることはたくさんあったので、これをいい経験にして、また頑張りたいと思います」

20250807_92_2第3局は福間清麗が制しました。終局時刻は17時31分。消費時間は、▲渡部4時間0分、△福間3時間25分。この結果、シリーズ成績を3勝0敗とした福間清麗が4連続、通算6期目となる清麗のタイトルを獲得しました。