6連勝で本戦進出を決めた中村真女流三段にインタビューを行いました。
――6連勝で本戦進出一番乗りとなりました。
中村「始まったときは遠い道のりだと思っていましたが、頑張っているうちに気づいたら予選を通過できたという感じです。運が良かったと思います。6局振り返るとどの対局も厳しい場面が続きましたから」
――唯一の6戦全勝についてはどう受け止めていますか。
「星取りを気にせず目の前の一局に集中できたのがいい結果につながったと思います。2敗失格システムが初のことで不慣れなところもありましたが、1敗できるというアドバンテージのことを考えずに対局したのが緊張感があってよかったのかもしれません」
――本戦は4人で行いますので、ベスト4に進出したことになります。
「残りの3枠はまだ誰が入るか決まっていませんが、すごい方や若手が残っています。記念すべき第1期でベスト4に進出できたことは大変光栄です」
――まだ相手は決まっていませんが、今後の抱負をお願いします。
「清麗戦を創設してくださり女流棋士として本当に嬉しく思います。私がデビューした頃はタイトルが4つの時代でしたが、現在は女流棋界も七冠になり、とても励みになります。個人的には清麗という響きが気に入っています。せっかく本戦に進出できたので、一局でも多く指せるように頑張ります」
本日の中継は以上です。
最後までご観戦いただき、ありがとうございました。







89手で中村真女流三段が勝ちました。終局時刻は14時39分。消費時間は▲中村真1時間49分、△中澤2時間0分。勝った中村真女流三段は6連勝で本戦進出を決めました。敗れた中澤女流初段は5勝1敗となり、7回戦で6勝目を目指すことになりました。
中村が▲5二金と打って、▲5三歩~▲7二飛と手厚い攻めを展開しています。次に▲4二金△同金▲5二歩成が厳しく、先手がリードを広げているようです。
△5五歩に対して中村真女流三段が8四に角を打った場面です。▲8四角は6六の香取りになっています。問題は後手の応手で、香取りを受ける△5六歩には▲4五歩と突く手がありそうです。以下△5五角は▲5四歩が金銀の連係を断つ痛打となります。▲4五歩に△3五角は、▲6六角と香を取る手が絶好です。現局面は振り飛車ペースのようで、ここにきて局面が大きく動いてきました。
12時40分、対局が再開されました。中澤女流初段の指し手は△6六香でした。▲7六銀には△6八香成と香を成り込んでの攻めを見ています。
12時、この局面で中澤女流初段が7分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲中村真58分、△中澤1時間1分。昼食の注文は両者ともにありません。対局は12時40分から再開されます。

中村真女流三段の四間飛車に後手番の中澤女流初段が急戦の構えを採りました。後手の△3一金はコンピューター将棋ソフトelmo(エルモ)が好んで用いる囲いです。2二の地点への利きや後手玉が広くなっていることが利点です。前期の王将戦七番勝負第2局で渡辺明棋王が久保利明王将の中飛車に対して用いています。






