――今日の将棋を振り返って。
西山「こちらから積極的に動いたものの、あまり作戦勝ちにできなかったというか……。むしろ△7七桂成(42手目)指された辺りは、ちょっとずつ悪いような気がしていました。▲2五桂(59手目)辺りから、ごまかすというか、争点を少しずつ増やしていけるような展開でしたが、私もどこで形勢が推移したのか分からなくて。一方的に攻める展開になってから、形勢がよくなったと感じていました」
――磯谷女流初段は挑戦者決定戦が本局で2回目だったが、印象については。
西山「そうですね。もともとの地力のうえに、たくさん努力されているのが伝わってきますので、今日も結構、苦しい戦いになるかなと思っていました。本当に勢いもありますし、私もタイトル挑戦されているところを見たいぐらいだったので、今日はちょっと複雑な気持ちもありながらというところでした」
――マイナビ女子オープン五番勝負も進行中だが、もし清麗を奪取すれば福間さんとタイトル4つを分け合う形になる。その点については。
西山「星取りや結果というよりは、タイトル戦が始まると張り詰めるような感覚があって、あっという間に過ぎていくので、少しでも後悔が残らないように都度、対局に向かうことになると思います」
――夏の暑さ対策というところでは。
西山「私事なんですけれど、去年に2回、熱中症になって。でも、室温が27度とかだったんです。それでなっちゃったんで、体質的なものなのかなと。空調とかもそうですけれど、少しでも対策しないと、体調に問題が出ちゃうかなと思っています」
――3年ぶりに清麗のタイトル挑戦を獲得したことについては。
西山「もう3年ぶりになるのかというのと、挑戦が1回なので、その時の記憶とかが本当に鮮明に残っています。またそういうのを思い出しながら、戦うことになるのかなと思います」
――五番勝負に向けて。
西山「持ち時間が各4時間の将棋で、3時間より少し濃厚になるのかなと。序盤の展開や持ち時間の使い方であったり、それに対応していければと思います」


