急所に手をつける 図は65手目▲6五歩まで。後手の囲いは銀が金2枚と連絡しています。それを絶つための攻めが▲6五歩です。△同歩なら▲6四歩△同銀▲2四銀△同飛(△同角は▲3一角が飛車銀両取り)▲同飛△同角▲2二飛が角金両取りになります。先手は▲2四銀と角を取れば駒損を解消できます。そのため、玉の堅さの差で先手が有利とみられています。 (厳しく急所を突く加藤女流四段)