中盤の難所 図は10時50分過ぎの局面。6筋が歩がぶつかり、局面が動き出しています。上田女流四段は先手の▲6六歩に28分少々使って△7一玉と玉の囲いを進めました。「△7一玉は狙われている端に近づいて危険な意味もあるので慎重に考えたのでしょう。後手としては6六歩をできるだけ取らないで進めたいのですが、指す手が難しいところだったと思います。中盤の難所にさしかかっていますね」(真田八段) 上田女流四段は慎重に時間を使って△7一玉と引いた。