2019年6月14日 (金)

甲斐女流五段インタビュー

感想戦後、甲斐女流五段に少しお話を聞きました。

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―― 本局を振り返っていかがでしたか。

甲斐 △5五歩(34手目)と仕掛けられて、中央でのぶつかり合いになりました。力強く金を四段目に出てこられて。こちらは桂得と穴熊が主張でしたが、歩切れだったので、どうやって手を作るか苦心していました。
▲3五歩(53手目)と突いたあたりがギリギリでしたが、手が繋がっていたので、少しよくなったかなと思います。

―― 優勢、勝勢を意識されたのは。

甲斐 優勢だとは感じていましたが、寄せまではしっかり読めていない部分があったので、▲6一角(91手目)から▲8三桂成の順で勝ちを意識しました。

―― 五番勝負の相手は決まっていませんが、抱負をお願いします。

甲斐 まさか五番勝負まで勝ち残れるとは思っていませんでしたので驚いています。せっかく第1期の清麗戦の五番勝負で対局させていただけるので、いい将棋が指せるように、全力で頑張りたいと思います。

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本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。