2019年11月24日 (日)

勝ちに行った手

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▲6五角に対し、里見倉敷藤花は△6七歩成。▲4三角成の狙いを受けませんでした。
控室では「勝ちに行った手」と言われています。有森七段は「皆さん、そろそろ胴上げ(終局)の準備を」と報道陣に声をかけました。

(翔)

勢いのある後手

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午後に入り、戦いが本格的に始まりました。図は△6五銀の局面。検討する清水市代女流六段は「後手の駒に勢いがありますね」と話しています。

先手は2八銀が壁形のまま戦いに入ったのが懸念材料です。

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(検討する清水市代女流六段)

(翔)

大山名人記念館

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(芸文館に併設する大山名人記念館)

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(大山康晴十五世名人の写真や愛蔵品が展示されている)

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(今日は将棋教室の開講日)

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(9面指しで指導対局する、岡和俊・棋道指導員)

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(撮影した午前は初段を目指す上級者のクラスで、2枚落ちや4枚落ちで対局していた。今日午後は、8クラスに分かれる教室のうち最上級の有段者クラスを開講している)

※生徒さんの写真掲載は、教室の了解を得ております。

(翔)

大盤解説会

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(今日の大盤解説会は、芸文館ホールで行われる)

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(来年1月には「白壁倉敷将棋フェスタ」が開催される)

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(ホールのロビー)

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(ロビーに飾られている、大山康晴十五世名人の足跡をたどるパネル)

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(大盤解説会。大盤の駒操作は、日本将棋連盟倉敷市役所支部会員が担当している)

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(きびきびした解説が昨日も好評だった菅井竜也七段)

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(聞き手の武富礼衣女流初段)

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(入場無料。多くの方が訪れている)

(翔)

大手まんぢゅう

今日は有森七段から「大手まんぢゅう」の差し入れをいただきました。

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大手まんぢゅうは、天保8年(1837年)創業。甘酒と小麦粉を混合させた生地で、北海道産の小豆で作ったこしあんを包んで作られています。

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(岡山城の大手門近くに店舗があったため、「大手まんぢゅう」の名がついた)

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(見た目が昨日の「藤戸まんぢゅう」と似ているような……?)

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(午前、試食する武富礼衣女流初段)

有森七段「大手まんぢゅうと藤戸まんぢゅうの『利きまんぢゅう』ができるようになったら立派な岡山人です。はい、どうぞ」
武富女流初段「本当によく似ていますね! ……(試食中)……甘さは今日の大手まんぢゅうのほうが強いのかな。あと、皮はこちらのほうが厚いと思います」

(翔)

対局再開

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(対局再開。両者ともだいぶ早い時間に盤の前に戻っていた)

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(里見香奈倉敷藤花)

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(伊藤沙恵女流三段)

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(対局再開を告げられた直後、里見倉敷藤花はすぐに△6六歩と指した)

(翔)

昼食休憩の対局室

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(昼食休憩の盤面)

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(対局室)

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(▲8九飛に里見倉敷藤花が長考している)

以下は対局開始時の写真です。
本局の使用駒は、掬水作の菱湖書です。

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この駒は、2017年の第75期名人戦第5局(佐藤天彦名人-稲葉陽七段)、今年5月の第77期名人戦第3局(佐藤天彦名人-豊島将之二冠)でも使われています。今年5月の名人戦第3局は、本局と同じ芸文館4階「藤花荘」で行われました。

(翔)

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