2021年11月21日 (日)

対局者の昼食

対局者の昼食と同じものを撮影しています。

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(里見倉敷藤花の注文「うなぎ丼、香の物、吸い物」。飲み物は左からホットカフェオレ、リンゴジュース、オレンジジュース、ピオーネジュース。またデザートにクリームブリュレとフルーツ盛り合わせを頼んでいる)

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(うなぎ丼は、本局のために特別に用意されたメニュー。宮崎産のうなぎが使われている)

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(クリームブリュレ)

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(加藤清麗の昼食はうなぎ丼、香の物、吸い物とアイスレモンティー)

(翔)

昼食休憩

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12時になり、昼食休憩に入りました。▲5六香までの消費時間は、▲加藤桃42分、△里見香1時間16分(持ち時間各2時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。対局は13時に再開します。

(翔)

大山名人記念館(2)

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(一昨年の名人戦七番勝負の対局者が揮毫した盤)

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(大山名人記念館将棋教室出身の狩山幹生四段の昇段祝賀会と、菅井竜也八段が2017年に王位を獲得したときの祝賀会のパネル)

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(12月まで期間限定で公開している、第31期名人戦第7局の封じ手。東京の羽沢ガーデンで行われた対局で、大山康晴名人を中原誠十段が破り、初の名人位に就いた対局)

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(倉敷市出身の棋士、木見金治郎九段を記念する碑。木見九段は大山康晴十五世名人や升田幸三実力制第四代名人の師匠)

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(名人記念館入り口近くにある「ポケットモンスター」のマンホール。キャラクターが美観地区の川舟に乗っている。地域振興のために管理会社が各地に寄贈しているもので、倉敷市内には今年7月、4か所に設置された)

(翔)

大山名人記念館(1)

倉敷市芸文館には大山名人記念館が併設されています。

本局が行われている芸文館の和室「藤花荘」は、生前の大山康晴十五世名人の意見を取り入れて、将棋のタイトル戦を行う前提で設計されたものです。

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(検分時の対局室。天井の黒い穴には、盤面を映すためのカメラが設置されている)

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(大山名人記念館。多くの写真や史料が展示されている)

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(普段なら和室で対局ができるが、現在は禁止。大山十五世名人門下の有吉道夫九段が大盤解説会の解説者として来場したときには、この和室で囲碁を打つ姿も見られた)

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(大山十五世名人のメガネ)

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(直筆の棋譜帳。「大山康晴全集」が発行される際、公式記録が十分に残っていない時代のデータはこの棋譜帳を基に作成された)

(翔)

気づきにくい手

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里見倉敷藤花は29分考えて、3一にいた飛を△3三飛と浮きました。

大盤解説に出演する菅井竜也八段は「次の△3五角に▲2三飛成とされるのを防いでいますし、▲4四角には△4三飛から竜を作る展開になりそうです。気づくにくい、いい手だと思います」と話しています。

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(今朝の山陽新聞一面には昨日の第2局の模様が掲載されている。こども向け新聞には藤井聡太竜王の話題)

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(山陽新聞の5面に掲載されている第2局の写真特集。一面丸々使われている)

(翔)

11時のおやつ

11時、おやつの時間です。

今日も里見倉敷藤花はおやつを昼食と同時に依頼。加藤清麗はフルーツ盛り合わせとアイスレモンティーを頼みました。

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(加藤清麗が頼んだものと同じ、フルーツ盛り合わせとアイスレモンティー。倉敷国際ホテルの特製メニュー)

(翔)

第1局と似た展開

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第1局と同じく、里見倉敷藤花のゴキゲン中飛車に加藤清麗の超速▲3七銀戦法に進んでいます。

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加藤清麗は第1局と似た駒組みを選びました。

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本局も進行は早く、既に銀交換になっています。

現地解説の有森浩三七段は「居飛車は不満のない形でしょう。銀がさばけて飛車がいい位置です。後手は指す手が難しい。△3五同角は▲2三飛成があります。△3五同飛は▲3六歩のときに飛車をどこに行くか。△3一飛と引いたときに▲3五銀のような手も気にしなければなりません」と話しています。

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(立会人の清水市代女流七段と検討する有森浩三七段)

(翔)

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