2014年9月29日 (月)

後手は動く必要がある

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図は13時45分頃の局面。消費時間は▲山田1時間18分、△貞升1時間38分。
控室では「先手の模様が良い」と見られています。このまま駒組みが続くと、先手は▲3六歩~▲3七桂で4五歩が安定し、さらに銀冠に組み替える発展力があります。そこまで組みあがれば先手が態勢勝ちを望めるようです。
したがって、後手はどこかで仕掛けを決断する必要があります。仕掛け方の例としては、△4四歩や、図の2手前の局面(先手の飛車が5六にいる)では△6二銀~△7三桂~△6五桂(▲同銀なら△6四歩の狙い)なども予想されていました。
いま指された△6二飛は6筋に歩を合わせる狙いもありますが、仕掛けのタイミングを計った意味合いが強いようです。いずれにしろ、本格的な戦いはすぐそこまで迫っています。

Img_6693落ち着いた指し回しで模様の良さを築いた山田女流三段。

(八雲)

本局の使用駒

本局の使用駒は「富月作・錦旗書」。

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(八雲)

対局再開

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貞升女流初段は早々に盤の前に戻って考えていた。

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Img_6775山田女流三段は再開の1分前に入室。

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Img_67895分ほど考えて、再開の一手▲6七金を着手。

Img_6791およそ2時間後には両者の持ち時間が尽きる。勝負どころの見極めが重要だ。

(八雲)

昼食休憩に入る

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12時10分、図の局面で山田女流三段の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は▲山田56分、△貞升1時間14分(持ち時間、各2時間)。対局は13時に再開します。

Img_6761休憩中の対局室。

Img_6763先手側から見た盤面。

(八雲)

後手陣は進展性に乏しい

40

図は11時半過ぎの局面。ここまでの消費時間は▲山田33分、△貞升58分。
控室には千葉幸生六段が来訪し、滝八段の検討に加わりました。
「後手の陣形は銀が離れ離れで、今後の進展性にも欠けます。現状はやや作戦負けだと思います」(滝八段・千葉六段)

Img_6758千葉六段が来訪して、検討が熱を帯びてきた。

(八雲)

中秋の鳩森神社

将棋会館隣の鳩森神社は、秋晴れで爽やかな陽気です。木々が色づき始め、すすきも穂を付けました。

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Img_6745ご神木の大イチョウは、まだ青々としている。

(八雲)

棒銀がさばけるかどうか

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図は11時10分頃の局面。
大決戦の順は回避されて、局面はやや落ち着きを取り戻しています。控室を訪れた滝誠一郎八段は、「面白い将棋だねえ。ただ、この形から後手が棒銀をさばくのは相当難しいですよ。普通はあまり後手を持ちたくない局面ですね」と見解を語りました。

Img_6754奨励会員と継ぎ盤を挟んで検討する滝八段。

(八雲)

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