2017年9月25日 (月)

伊藤女流二段が挑戦者に

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第25期大山名人杯倉敷藤花戦挑戦者決定戦は伊藤女流二段が勝ち、初挑戦を決めました。投了図は次に△7六金と△5八銀不成▲6八玉△5七角成という2つの詰み筋があり、適当な受けがありません。終局時刻は15時13分、消費時間は両者2時間。

伊藤女流二段勝勢

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△7五角と伊藤女流二段が打った局面。飛車取りと△8六金と頭を押さえる手がある。伊藤女流二段が勝勢になった。

Dsc_0084(倉敷藤花初挑戦が近い)

(吟)

両者、一分将棋に

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△4八銀で伊藤女流二段も一分将棋に。両者一分将棋だ。先手は上部をうまく開拓して入玉を目指す形にしたい。後手はどこで先手玉を捕まえるか。形勢は混沌としている。

(吟)

後手が指せる局面

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図の△5五歩を見て控室を訪れた千葉幸生六段は「感触のいい手ですね。後手の5三の銀が使えそうです」と話す。△5五歩は先手の角筋を止めながら、自身の駒(5三の銀)を活用するメドが立ち、味のよい一着だ。控室は後手が指せるとの見解で一致している。

Dsc_0091_2(△5五歩の局面を検討する控室)

(吟)

13時15分の控室

Dsc_0087(控室に斎田晴子女流五段(右)と中村真梨花女流三段が訪れた。棋譜を見ながら進行を確認する。ふたりは佐伯昌優九段門下の同門)

Dsc_0089(斎田女流五段は第14期に倉敷藤花を獲得している)

(吟)

対局再開

Dsc_0059(再開直前、腕組みで考える甲斐女流五段)

Dsc_0073(△6五歩に対して、▲7五歩と切り返した甲斐女流五段)

Dsc_0079(▲7五歩に考え込む伊藤女流二段)

(吟)

昼食休憩

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△6五歩の局面で昼食休憩に入った。消費時間は▲甲斐女流五段1時間8分、△伊藤女流二段50分。対局は12時40分に再開される。昼食の注文は両者なし。

Dsc_0051(休憩中の特別対局室)

Dsc_0055(△6五歩と後手が仕掛けた局面で休憩に入った。写真は先手の甲斐女流五段側から見た盤面)

(吟)

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