2015年11月22日 (日)

検分

検分は17時25分ごろに行われました。対局室での検分と、公開対局場となる芸文館ホールでの検分が行われました。記録机を対局者に近づけた程度で、特に問題はありませんでした。
なお、今回は前夜祭はなく、昨日に第23期大山名人杯倉敷藤花戦の歓迎会と、「第41回将棋の日in倉敷」の交流レセプションが開かれました。
下のリンク先にある主催紙である山陽新聞の記事をご覧ください。
甲斐藤花と里見3冠が健闘誓う 倉敷藤花戦前に交流レセプション

20151122_kai1 (甲斐智美倉敷藤花)

20151122_satomi1 (里見香奈女流三冠)

20151122_kenbun (検分の様子)

20151122_satomi (記念揮毫)

20151122_ban1 (本局の盤は東京・広尾にあった羽沢ガーデンで使用されていたもの。昨年寄贈され、前期の倉敷対局でも使用された)

20151122_kenbun2 (ホールでの検分)

20151122_geibunkan1 (芸文館のホールは885席ある)
(銀杏)

第23期倉敷藤花戦三番勝負第2局は11月23日に岡山県倉敷市で対局

甲斐智美倉敷藤花に里見香奈女流三冠(女流名人・女流王位・女流王将)が挑戦する第23期倉敷藤花戦(主催:倉敷市・倉敷市文化振興財団・山陽新聞)三番勝負第2局は11月23日10時に岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。持ち時間は各2時間(チェスクロック使用)。
第1局は里見女流三冠が勝ち、甲斐倉敷藤花はカド番に追い込まれました。甲斐倉敷藤花がタイに戻すか、里見女流三冠が勝って復位するか注目の一戦です。甲斐倉敷藤花が勝った場合は24日に同所で第3局が行われます。
立会人は村田智穂女流二段。記録係は荒木隆三段(森信雄七段門下)。
現地大盤解説は解説が有吉道夫九段、聞き手は熊倉紫野女流初段。
本局の棋譜中継は潤、ブログが銀杏が担当します。棋譜中継の解説を有森浩三七段が務めます。
倉敷対局では倉敷芸術科学大学経営情報学科による映像の中継が行われます。
詳しくは特設ページをごらんください。

2015年11月10日 (火)

第2局は倉敷へ

第1局の中継はこれで終了いたします。
第2局は岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」にて、11月23日(祝・月)に行われます。

Img_4012第2局ポスター。

Img_4169第1局の棋譜。

(八雲)

感想戦

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(八雲)

終局直後

Img_4079終局後、インタビューが行われた。

Img_4058堅実な指し回しで先勝した里見女流三冠。

【里見香奈女流三冠の談話】

――今日の対局を振り返っていかがでしたか。

「序盤が短くて、すぐ戦いになったんですけど……分かれがいいのか悪いのか、わからなくて。ただ、指していて少しずつですけど自信が出てきたという感じです」

――優勢を意識したのはどのあたりでしたか。

「指しやすいと思ったのは……▲5三角(61手目)と打ったあたりですね」

――倉敷で行う2局目に向けた抱負をお願いします。

「公開対局になるのですが自分のペースで一所懸命、考えて盤に向かえたら――と思います」

Img_4097甲斐倉敷藤花は力を出せなかった。

【甲斐智美倉敷藤花の談話】

――今日の対局を振り返っていかがでしたか。

「5筋を突いていったあたり(28手目)は、やってみようと思った将棋だったんですけど、△5四歩(35手目)を見落としていて。△5三歩を考えていたんですが、5四に垂らされて飛車を切らなくてはいけない展開になったので、そこでちょっと少し無理をしているのかなと感じました」

―第2局に向けた抱負をお願いします。

「今日の将棋も一所懸命、指せたので第2局もまた、気持ちを新たにして頑張りたいと思います」


(八雲)

里見女流三冠が先勝

Kurashikitouka201511100101119 119手で里見女流三冠が制し、先勝。終局時刻は15時15分。消費時間は、▲里見1時間46分、△甲斐2時間0分。第2局は岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」にて、11月23日(祝・月)に行われる。

(吟)

先手、不敗の態勢

101時刻は15時を回りました。手数は100手を越えています。形勢は先手勝勢。そこからさらに手厚い指し回しを続けて、現在は不敗の態勢を築いたといわれています。

(八雲)

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