対局開始から25分ほどで図の38手目△8三銀まで進みました。控室では「えらく進行が早いですね」の声も出ています。
それもそのはず、ここまでは第37期女流王将戦三番勝負第2局▲香川愛生女流王将-△里見女流二冠(肩書はいずれも当時のもの)戦と同じ進行だったからです。その将棋に里見女流二冠が勝って、女流三冠となりました。女流王将戦は▲7七桂△8四銀▲5五歩と進んでいます。甲斐倉敷藤花は先に▲5五歩△同角▲7七桂。さばきを重視して歩の突き捨てるタイミングを早めました。
(銀杏)
第23期倉敷藤花戦三番勝負第2局は午後から公開対局で行われます。また、大盤解説会も行われます。
【公開対局】
■日時 11月23日12時開場。12時45分開始。
■場所 倉敷市「倉敷市芸文館」ホール
■入場料 無料(入場には整理券が必要。整理券は「倉敷市芸文館」や隣接する「大山名人記念館」で配布しています)
【大盤解説会】
■日時 11月23日13時30分から終局まで。
■場所 倉敷市「倉敷市芸文館」アイシアター
■入場料 無料
■解説 解説者:有吉道夫九段(大山名人記念舘名誉舘長)
■聞き手 熊倉紫野女流初段
公開対局では勝利者当てクイズが行われます。正解者には扇子などが贈られます。ぜひご参加ください。