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昼食である華水亭の松花堂弁当を紹介します。
(華水亭の松花堂弁当)
(潤)
図の局面で12時になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤1時間10分、△里見49分(チェスクロック使用)。昼食時の注文はともに華水亭の松花堂弁当。対局は13時に再開されます。
図は11時35分頃の局面。伊藤女流三段はこの▲6八飛に、35分を超える時間を投入する長考を見せました。控室ではこの手は斎田女流五段が予想していました。
(朝、対局室での斎田女流五段)
(11時すぎ、控室に里見倉敷藤花が注文した和菓子と同様の品が届いた。早速手に取る稲葉八段と加藤女流三段)
(箱に書かれている内容をまじまじと見る稲葉八段)
(「食レポをお願いします」と言葉を掛けると、この表情が返ってきた)
(「あまーい」と加藤女流三段は驚いた表情)
(すぐに笑顔に戻って「何か元気が出そうです」とレポした)
(稲葉八段は「栗と餅が入っていておいしいですね。甘いものはあまり食べないですが、対局中食べたくなります。まあ、タイトル戦以外ではまだありませんけど」と述べて笑った)
11時前、控室では稲葉八段が関係者へのプレゼント用色紙への揮毫に書く言葉を悩ませていました。
(11時前の控室。加藤女流三段がカメラに気づいた)
(しばらくして稲葉八段もカメラに気づいた)
(揮毫の言葉を思い悩む稲葉八段)
「いつもそんなに考えられるんですかー」と問い掛ける加藤女流三段)
(5分ほどたっても言葉は決まらず。このあと「飛翔」と揮毫したとのことだ)
(主催紙の山陽新聞。本日の将棋欄には今期トーナメント4回戦、▲長谷川優貴女流二段-△村田智穂女流二段戦の第4譜が棋楽人記者の執筆で掲載されている)
対局場となる華水亭を紹介します。
(華水亭正面。創業は30年前の1989年)
(記念撮影を行った「飛天の滝」)
(エレベーターの中には本局のポスターが貼られていた)
(透明感のあるシャンデリア)
11時を回り、里見倉敷藤花が6筋から仕掛けました。クラシックな将棋になっており、西村立会人は関係者に向けて大山康晴十五世名人の思い出話を引き合いに出しながら解説しました。
(5筋位取りについて解説する西村立会人。大山十五世名人の話も出てくるなど、斎田女流五段も興味深そうに聞き入っていた)
(立会人の西村九段)
10時50分になり、両対局者におやつが出されました。里見倉敷藤花は和菓子とアイスカフェオーレ、伊藤女流三段はケーキとアイスティーを注文しています。
(里見倉敷藤花が注文した和菓子とアイスカフェオーレ)
(「御前栗」と書かれていた)
(アイスカフェオーレ)
(伊藤女流三段が注文したケーキとアイスティー)
(モンブランとイチゴのチョコショコラケーキ)
(アイスティー)
(9時35分、すでに西村立会人と日本将棋連盟非常勤理事の斎田晴子五段は対局室に入っていた)
(対局者の盤側に用意されている飲食物)
(9時40分頃、伊藤女流三段が入室)
(9時47分に里見倉敷藤花が対局室に入室した)
(里見倉敷藤花は着座後、すぐに駒袋の駒を盤上に広げた)