三番勝負日程
第1局 11月10日(日) 鳥取県米子市「華水亭」
第2局 11月23日(土) 岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
第3局 11月24日(日) 岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
(文)
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第1局 11月10日(日) 鳥取県米子市「華水亭」
第2局 11月23日(土) 岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
第3局 11月24日(日) 岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
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終局後、主催者によるインタビューが行われました。
――序盤を振り返っていかがだったでしょうか。
伊藤 前回に指したときと似たような形でしたが、こういった感じにもなるのではないかと思っていました。
――流れが変わったと思ったところは。
伊藤 △7七歩(60手目)が入って、少しよくなったのかなと。
――勝ちを意識されたところは。
伊藤 こちらに詰みがなく、△6九銀(76手目)とかけて受けが難しいので、勝ちになったのかなと思いました。
――タイトル戦への意気込みをお願いします。
伊藤 しばらくタイトル戦という舞台から離れてしまっていたので、挑戦できてうれしいです。里見さんは安定して勝たれていて、自分の得意形を持っている難しい相手かなと思います。せっかくこのような舞台に立てるので、悔いが残らないように指したいと思います。
――対局を振り返っていかがだったでしょうか。
加藤 早い段階から指し手がずっと難しかった印象でした。飛車を取られてからはだいぶ苦しくしてしまいました。
――今後に向けての意気込みをお願いします。
加藤 今回ここまで来られたのは運がよくて、まだまだ実力不足。来年も倉敷藤花戦で結果が出せるよう、強くなれるように頑張りたいと思います。
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98手まで、伊藤沙恵女流三段が勝ちました。終局時刻は14時26分。消費時間は▲加藤2時間0分、△伊藤1時間39分。
(八雲)
互いに強気な応酬が繰り広げられる中、伊藤女流三段に△7七歩(60手目)という鋭い手が出ました。急所の玉頭に拠点を残すわけにはいきませんが、▲7七同桂は△5七歩成▲5九角△4八歩が痛く、▲7七同角も△4六角の王手飛車があります。
本譜は▲7七同角に△4六角(62手目)と進み、痛烈な王手飛車が実現しました。形勢は伊藤女流三段がリード。加藤女流初段は自玉が寄せられる前に後手玉に迫り、勝負形に持ち込みたいところです。
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倉敷市では例年、三番勝負の第2局と第3局が倉敷市芸文館で行われているほか、小学生日本一を決める大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦、女流棋士が指導する倉敷美観地区青空将棋道場を開催しています。青空将棋道場は女流棋士が華やかな和服姿で指導対局を行います。過去には伊藤女流三段も出演しました。第10回を迎える今年は10月6日(日)に開催されます。
【第10回青空将棋道場 開催のお知らせ|イベント|日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/event/2019/08/10_38.html
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