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(里見倉敷藤花は、ほそ島やのきつねうどんを注文)
(室谷女流二段はみろく庵の味噌煮込うどん)
(睡蓮)
正午、里見倉敷藤花が▲6八角(図)とした局面で、室谷女流二段が13分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲里見1時間4分、△室谷54分。対局は13時に再開されます。
(昼食休憩時の特別対局室)
(手番の室谷女流二段の側から見た盤面)
(本局の使用駒は、大竹竹風師作、菱湖書の盛上駒)
図は11時40分頃の局面。▲5五歩の仕掛けに対し、後手の室谷女流二段が△4三金とバランス重視の構えで対応しました。この金上がりを見た田中寅彦九段は、「大山(康晴十五世名人)流か。倉敷流ですね。よく勉強しています。強いですね」と、非常に感心しています。
※大山十五世名人は岡山県倉敷市出身
昨夜に東京都港区「明治記念館」で行われた前夜祭の様子をご紹介いたします(撮影:日本将棋連盟広報課)。
(倉敷市や日本将棋連盟の関係者ら約80名が参加)
(倉敷副市長・河田育康氏による主催者挨拶)
(挨拶をする日本将棋連盟・谷川浩司会長)
(対局者挨拶。まず里見倉敷藤花)
(続いて挑戦者の室谷女流二段)
(倉敷市文化振興財団事務局長・上野廣志氏による乾杯の発声)
(乾杯!)
【山陽新聞の前夜祭紹介記事】
http://www.sanyonews.jp/article/443156/1/
主催の山陽新聞社の関係者から差し入れがあり、午前のおやつとして両対局者に供されました。
(岡山晴れどら)
(中には栗が入っている)
居飛車を選択した里見倉敷藤花に対し、室谷女流二段はまず中飛車にし、そこから四間飛車に振り直しました。図は10時50分頃の局面。早いペースで手が進んでいましたが、ここで里見倉敷藤花が20分以上考えています。玉形は互いに美濃囲い。立会人の田中寅彦九段は「穴熊が出る前の、40年前の将棋だね」と話しています。
(定刻の10時になり、対局が開始される)
(先手となった里見倉敷藤花は、迷いのない様子ですぐに▲2六歩)
(室谷女流二段も間を置かずに△3四歩と返す)
(両者、手を止めずにどんどん指し進めていた)
(9時40分過ぎ、挑戦者の室谷女流二段が入室)
(里見倉敷藤花は9時48分に姿を見せた)
(着座後、すぐに里見倉敷藤花が駒箱に手をかけ、対局準備が始まる)
(振り駒の結果は歩が3枚で、里見倉敷藤花の先手に)
(多くの報道陣が詰めかけている)
(本局は特別対局室で行われる。準備は順調だ)
(大橋貴洸四段)
本局では、日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント「@shogi_mobile」上で、大橋貴洸四段による解説が行われます。あわせてお楽しみください。