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2016年11月

2016年11月 8日 (火)

室谷女流二段、一分将棋に

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15時前、図の△7七金で、室谷女流二段は一分将棋に入りました。里見倉敷藤花は残り3分ほどです。形勢は後手はっきりよしと見られています。

(睡蓮)

異筋の桂

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14時40分頃、先手は▲4二竜△5四飛に▲4六桂(上図)と打ちました。4六は3七の銀を出たいところだけに考えにくい桂打ちでしたが、▲4六銀では駄目と見た勝負手でしょうか。田中寅九段は、「(先手は)よいとは思っていないね」と話します。▲4六桂以下は△6四飛▲9八玉(下図)と進みました。

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(睡蓮)

後手ペースか

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図は14時20分頃の局面で、▲5三歩のタタキに△同飛と取ったところです。ここで自然な▲2二飛成には△5六金と銀取りに出て後手がよいというのが控室の見解。その展開は先手の3七の銀が狙われるだけの駒になっており、後手が指しやすいようです。両者の残り時間はともに20分ほど。室谷女流二段は時間切迫の中でリードを保ちきることができるでしょうか。

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(睡蓮)

倉敷雑貨

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(控室に倉敷の雑貨が届けられた)

Dsc_5047a_2(本局の対局者用コースターとして用意された倉敷帆布)

Dsc_5045a(カモイ加工株式会社制作のマスキングテープ。将棋駒の柄を試作中とのこと)

【カモイ加工紙株式会社】

http://www.kamoi-net.co.jp/

(睡蓮)

局面が動く

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図は14時頃の局面。双方の攻めの桂を3七で交換した後、△4五歩▲2四歩△同歩▲同角△7三角と進んだところです。Twitter解説の大橋四段は、以下▲6八角△2二歩で後手やや有利との見解。先手が3七の銀を活用しにくいことに着目しての形勢判断です。この銀がうまく働くかどうかが、本局のポイントになるでしょうか。

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(睡蓮)

午後のおやつ

14時前、両対局者にかぼちゃのタルトと紅茶(レディーグレイ)が出されました。

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(睡蓮)

瀬川五段、渡辺女流初段が控室に

13時30分、瀬川晶司五段と渡辺弥生女流初段が検討の輪に加わりました。

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Dsc_5027a(瀬川五段)

Dsc_5032a(渡辺女流初段)

(睡蓮)

「将棋世界」12月号

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(控室に置かれている「将棋世界」12月号)

Dsc_5023a(室谷女流二段の挑戦権獲得を伝えるグラビアページ)

(睡蓮)

13時15分の控室

控室では田中寅彦九段(写真右)が石堀浩二指導棋士五段を相手に検討しています。

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(睡蓮)

対局再開

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(室谷女流二段は12時20分には盤の前に戻っていた)

Dsc_4990a(12時54分、里見倉敷藤花も戻る)

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(13時、記録係から再開を告げられると、室谷女流二段はすぐに着手)

Dsc_5008a(再開の一手は△5二飛だった)

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(睡蓮)

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