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2011年11月 5日 (土)

前夜祭(2)

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倉敷市副市長・河田育康様がご挨拶。

「本棋戦は倉敷が生んだいまは亡き大山康晴十五世名人の名前を冠とし、倉敷の市花である藤を棋戦名とした倉敷発の女流公式タイトル戦です。1993年にスタートした本棋戦も19期を数え、全国のファンから注目される棋戦に成長しました。女流公式戦の一つとして定着したことを喜ばしく思います。倉敷藤花戦の三番勝負が倉敷と東京以外で行われるのは初めてです。新たな試みにご尽力いただいた奥出雲町の皆さんに感謝申し上げます」

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日本将棋連盟専務理事・谷川浩司九段が挨拶。

「今期は里見さんと清水さんの対戦。里見さんは現在女流三冠で、新しい時代の第一人者として道を歩んでおり、奨励会の1級としても四段を目指して研鑚を重ねています。清水さんは20年以上もトップとして走っている。今期は成績がよく、倉敷以外に女流王座戦を戦っているところです。女流棋界の最高の組み合わせと言えるでしょう」
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奥出雲町長の井上勝博様も主催者としてご挨拶。

「昨年は奥出雲町5周年ということで棋聖戦第1局を行いました。そういうご縁から関係者の皆様方のご尽力により、倉敷藤花戦の第1局も開催することができました。今日は出雲大社に全国の神々をお迎えする『神迎』の神事が行われています。全国から将棋の神々を迎えられたと喜んでいます」

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来賓挨拶は島根県副知事の松尾秀孝様。

「将棋は日本独自の文化。県民の将棋に対する興味が高まっています。併せて、各地で将棋文化の普及や振興の機運が出始めています。昨年は棋聖戦で行われました。今年もこうして倉敷藤花戦が開催されることになりました。女流棋士のタイトル戦でも伝統と権威がある棋戦が、奥出雲で行われるのはうれしく、意義あることと思います。歴史に残る名局を期待しています」

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