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2011年11月 5日 (土)

前夜祭(3)

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花束を受け取る両対局者と谷川九段。

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「奥出雲は初めてです。大変楽しみにしていました。温かく迎えていただきました。本当にいいところだと思っていたのですが、立会の井上九段から『ここはアウェイやで』『敵地どないしまいまっか』と言われて温泉気分が吹き飛んでしまいました(笑)。そうだなと思ったのですが、皆様の里見倉敷藤花は進化し続けています。その里見さんと指せることはワンステップ上にのぼれる勝負だと思っています。彼女のいいところを吸収して、私にとっても実りあるタイトル戦にしたいです」

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「本局開催に当たって、ご尽力いただいた皆様に心から感謝しております。そしてお忙しい中、たくさんの方に前夜祭に参加していただきありがとうございます。玉峰山荘は何度か来たことがありますが、対局者としては初めて。素晴らしい環境の中で対局が指せることは幸せだと思いました。明日は幸せな想いと、本局を開催するにあたって、ご協力をいただいた皆様に感謝しながら精一杯頑張りたいと思います」

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立会人・大盤解説を務める井上九段もご挨拶。

「玉峰山荘には昨年の棋聖戦で副立会人としてきました。そのときにも思いましたが、大変すばらしいところだなと思いました。明日の倉敷藤花戦ですが、先ほど清水さんに「アウェイ」と言ってしまいましたが、清水さんは全国的にもファンが多いですし第一人者です。
明日の勝負、里見さんもタイトルホルダーとして目覚ましい活躍ですが、清水さんも絶好調で新たにタイトル奪取を目指していますので熱戦になると思います。明日の大盤解説会は井道さんとやりますので、楽しみにしてください」(井上九段)。

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「清水さんは倉敷藤花戦だけでなく、女流王座戦も五番勝負に出て、対局で忙しい日々を送っています。里見さんはおとといに奨励会がありました。
里見さんは振り飛車、清水さんは居飛車となるでしょう。振り駒の結果で作戦も変わるでしょうが、本棋戦は他棋戦よりも持ち時間が短いこともあり、事前に準備して臨んでくることと思います。私も時間が合えば大盤解説会に出たいと思います。よろしくお願いします」(谷川九段)。

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「里見さんとは普段から仲が良く、清水さんは尊敬する先輩で、明日はどういう将棋になるか私自身楽しみです。明日は大盤解説会の聞き手を務めます。明日もお越しいただけるとうれしく思います」(井道女流初段)。

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