犬鳴山七宝瀧寺(いぬなきさんしっぽうりゅうじ)は、飛鳥時代の661年、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が28歳の時に開山したと伝えられています。これは奈良の大峯山よりも早く開かれたため、古くから「元山上(もとさんじょう)」とも呼ばれ、葛城修験の最も重要な根本道場として信仰を集めてきました。
その後、平安時代初期に日本を大干ばつが襲った際、淳和天皇の命によりこの山で雨乞いの祈祷が行われました。その祈祷が見事に成就して恵みの雨が降ったことから、天皇より山中にある高名な7つの滝を金銀などの七宝に見立てて「七宝瀧寺」という由緒ある寺号を賜ったとされています。2020年には日本遺産に認定されました。
2026年5月23日 (土)



