第44期決勝三番勝負第2局 Feed

2013年10月 9日 (水)

昼食休憩に入る

46

12時過ぎ、少し早いが図の局面で昼食休憩に入った。
消費時間は▲都成40分、△藤森1時間5分。
昼食の注文は都成がにぎり・中(千寿司)、藤森が親子重(みろく庵)。
対局再開は13時。

(野辺)

いきなりの開戦

42

12時前、藤森は少考で△8六歩と仕掛けていった。
「早い」「もう少し考えるかと思ったけど」と控室。
新人王戦らしく思い切りがいい展開だ。

指す手が難しい

39

図は11時30分ごろの局面。ここで藤森の手が止まっている。
宮田敦六段は「そろそろ後手も指す手が難しいですね。△2二銀と上がると▲3四歩で角が死ぬので△3四歩と打つ手もありますね」と解説する。

0dsc_7417

(朝の藤森四段)

(野辺)

藤森の好きな形

26

図は10時30分ごろの局面。
戦型は先手中飛車対居飛車の対抗形に。
互いに穴熊の中へ潜り込んだ。

1_2

図は前期三番勝負第1局、▲永瀬拓矢五段(現六段)-△藤森哲也四段戦

藤森は本局と同じく後手を持って、似たような形に進んでいる。
対局立会人を務める松尾歩七段は「大熱戦になってましたよね。1年たってもこの穴熊をやるということは、好きなんですね」と話す。

3dsc_7349

(朝の控室の様子)

青野照市九段(左)は第5期と第10期の新人王だ。いずれも2連勝のストレート勝ち。
松尾歩七段(右)は本局の立会人。
こちらは第32期の新人王。松尾七段も2連勝で新人王に輝いた。

(野辺)

対局開始前

5dsc_7360

6dsc_7368_2

7dsc_7369

9dsc_7384_2

8dsc_7377_2

(野辺)

対局開始

0dsc_7391

(定刻の10時になり、両者礼をして対局開始)

2dsc_7406

(後手の藤森哲也四段。▲7六歩に△8四歩と応じる)

1dsc_7409

(先手の都成竜馬三段。▲5六歩と突き、先手中飛車へ)

Dsc_7414

(野辺)

Twitter解説は宮田敦史六段

本局は「日本将棋連盟モバイルtwitter」で宮田敦史六段による解説が行われる。
そちらもどうぞご覧下さい。

https://twitter.com/shogi_mobile

2012miyataa_2

(宮田敦史六段)

(野辺)

第44期新人王戦決勝三番勝負第2局

おはようございます。
10月9日(水)は、第44期新人王戦決勝三番勝負第2局、藤森哲也四段-都成竜馬三段戦をお送りする。
初戦を制した藤森が連勝で新人王に輝くか、それとも都成が第3局まで持ち込むか。注目の一戦だ。
第2局は都成が先手、藤森が後手となる。
対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各3時間。

中継は棋譜コメントを吟記者、ブログを野辺が担当する。
本日はよろしくお願いします。

Before44_02

(野辺)