新人王戦三番勝負の初めて
昨年12月に移転オープンした現関西将棋会館で新人王戦三番勝負が指されるのは、本局が初めてになります。5階の特別対局室は普段の日は温存されることが多く、タイトル戦を含めた番勝負など、限られた機会にしか使われません。
(斎藤六段の控室も5階にある)
前期までの3期の決勝三番勝負はいずれも関西本部所属の棋士の間で争われ、東京本部から三番勝負進出者が出るのは4期前の伊藤匠四段(段位は当時)以来となりました。斎藤六段は伊藤現叡王の兄弟子に当たります。また、新人王戦にチェスクロック方式が導入されたのは3期前の第53期から。すなわち、東京本部所属でチェスクロック使用の決勝三番勝負を戦うのは斎藤六段が初めてとなりました。
(飛龍)