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2021年10月

2021年10月11日 (月)

鳩森神社

Dsc_4603_2 (将棋会館近くの鳩森神社。そろそろ七五三の季節だ)

Dsc_4607 (鳩のおみくじ)

Dsc_4614 (鳩森神社には富士塚がある。本局の両対局者も若手の頂点を目指している)

対局者のおやつ

14時になり、対局者の控室におやつが出されました。
両者ともにドトールコーヒーショップの「熊本県産和栗のモンブラン、ティー(ホット)」です。

Dsc_4657

構想の難しい局面

20211011d

図は▲7九角まで。後手は動かしたい駒が少なくなってきました。一方、先手は▲6八角から▲7九玉など指したい手があります。伊藤果八段は先手が少しよくなったとみています。
構想の難しい局面です。伊藤四段が42分使って△4二飛と転じました。玉と飛車角が接近する形なので、まとめるのに力がいりそうです。
(銀杏)

Dsc_4600(伊藤果八段が渡辺女流初段に解説する)

将棋会館(2)

Dsc_4421 (将棋会館1階の販売コーナー)

Dsc_4452 (販売コーナーの扇子などに新人王戦優勝者の名前が見られる。上の棚の扇子は、左から第36期優勝者の渡辺明名人、第42期準優勝者の豊島将之竜王、第19期優勝者の羽生善治九段)

Dsc_4415 (左の扇子は藤井猛九段。第27期、第28期、第30期で優勝した。右の扇子は第35期優勝者の山崎隆之八段)

Dsc_4450 (第49期優勝者の藤井聡太三冠は手ぬぐいや湯飲み、アクリルスタンドなどのグッズがある)

Dsc_4418 (書籍コーナー。さまざまな戦法の本が出ている)

(銀杏)

将棋会館(1)

Dsc_4438 (東京都渋谷区千駄ヶ谷にある将棋会館。会館前の道は坂になっている)

Dsc_4434 (この「将棋会館」の字、誰が書いたかわかりますか。答えは後ろに)

Dsc_4433 (木村義雄十四世名人でした)

Dsc_4427 (将棋会館入口にある看板は、洋画家として知られる梅原龍三郎氏の書のレプリカ。以前は特別対局室の掛け軸に梅原氏の掛け軸がかけられていた(粋な将棋指し|弦巻勝のWeb将棋写真館|日本将棋連盟

Dsc_4439 (入り口にある大山康晴十五世名人の陶板)

Dsc_4441 (大山十五世名人は、古賀四段の大師匠(師匠の師匠)にあたる)

(銀杏)

対局再開

12時40分に対局再開しました。手番の古賀四段に指す気配はなく、考え続けていました。(銀杏)

Dsc_4548 (伊藤四段は12時32分ごろに戻ってきた。棋譜用紙をのぞき込んで消費時間を確認する)

Dsc_4560 (古賀四段は12時34分ごろに戻った)

Dsc_4567 (対局再開前でも両対局者から厳しい雰囲気が感じられた)

Dsc_4586 (対局が再開されても、古賀四段は指す雰囲気がなかった)

昼食休憩時の対局室

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Dsc_4539 (記録机から)

Dsc_4497 (36手目△3三銀の局面で昼食休憩に入った)

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Dsc_4515001 (本局は児玉龍兒師作の錦旗書の駒が使われている)

Dsc_4504001 (長年使われているため、駒の書体を記した漆がはげてしまっている。本局でも新しい歴史を刻む)
(銀杏)

対局者の昼食

Dsc_4485 (先手の古賀四段の昼食。うな重(梅))

Dsc_4475 (後手の伊藤四段の昼食。うな重(竹)と肝吸。竹と梅では、ボリュームが異なるほかにお新香の種類も竹のほうが多い)
(銀杏)

昼食休憩

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図の36手目△3三銀の局面で古賀四段が14分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲古賀56分、△伊藤43分。対局は12時40分再開です。
対局者の昼食は、古賀四段は「うな重(梅)」、伊藤四段は「うな重(竹)、肝吸」。ともに、ふじもとからの注文です。(銀杏)

急いで戦わない後手

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図は34手目△4四歩の局面。伊藤四段は急戦志向に見えましたが、△4四歩と角道を止めてしまいました。この手を見た立会人の伊藤果八段は、「現代将棋は分かりません」と驚きを隠せない様子。
文字通りの急戦なら、角の利きを生かして△6五歩などと攻めを狙うところです。△4四歩としたので、伊藤四段は急いで攻める意思が薄いのかもしれません。
(銀杏)

Dsc_4272 (朝の伊藤四段。第1局と違う眼鏡をかけている)