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2020年10月

2020年10月19日 (月)

午後の飲み物

13時30分ごろ、両対局者に飲み物が出されました。

Dsc_3999(池永四段はアイスコーヒー)

Dsc_4001(齊藤三段はカフェラテ)

(紋蛇)

後手が手を作れるか

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▲6六歩で後手は桂損を避けられません。齊藤三段はどう手をつなぐか。△8七歩成▲同歩△4四角などが考えられます。

(紋蛇)

対局再開

Dsc_3970(対局再開前)

Dsc_3976(再開されてすぐに△2六角と打った)

Dsc_3987(ややあって、池永四段が戻ってきた)

Dsc_3990_2
Dsc_3995

(紋蛇)

昼食休憩時の特別対局室

Dsc_3950(昼食休憩時の特別対局室)

Dsc_3952 (現局面。互いに居玉の乱戦になっている)

Dsc_3956(池永四段の王将)

Dsc_3959 (齊藤三段の玉将)

Dsc_3961(激しい展開だが、最長の考慮時間は20分。ともにテンポよく進めている印象だ)

(紋蛇)

昼食注文

Dsc_3947(池永四段の納豆オムレツ弁当)

Dsc_3966(齊藤三段のにぎり・上)

Dsc_3934(おやつのショコラキャラメル)

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昼食休憩

202010194312時、この局面で齊藤三段が1分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲池永51分、△齊藤45分。昼食注文は池永四段が納豆オムレツ(鳩やぐら)、齊藤三段がにぎり・上(千寿司)。おやつのショコラキャラメルも一緒に出されました。対局は12時40分より再開されます。

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均衡は保たれている?

2020101934△5七銀に▲同角△同桂成▲同飛は、△7八飛成で後手よし。本譜の▲6七角が唯一の受けです。

以下△5八銀成▲同金△6六飛▲6三歩△同銀▲5三歩成と進んでいます。

2020101941

玉頭に大きなと金を作って先手がうまく指したようですが、△4六飛▲同歩に△2六角から王手でと金を払えるので、形勢は難しいです。

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矢倉模様から居玉の桂跳ね

2020101916池永四段が矢倉を目指したのに対し、齊藤三段は居玉のまま△6五桂と仕掛けています。超スピーディな攻めで、手元のデータベースを調べると前例は5局あり、先手2勝後手3勝です。2018年7月の叡王戦段位別予選七段戦▲藤原直哉七段-△阿部健治郎七段(後手勝ち)が1号局で、直近で指されたのは今月9日の竜王戦七番勝負第1局▲羽生善治九段-△豊島将之竜王(後手勝ち)になります。

2020101928△5四歩は11時過ぎの局面。すでに前例はありませんが、△5四歩は類型(5九玉が6九玉、3六歩が3七歩)で指されています。▲5四同歩には△5六歩が一例です。

Dsc_3912(立会人の宮田利男八段。1983年度の第14期新人王戦で、中村修現九段と三番勝負を戦った。結果は準優勝。現役時代は矢倉や位取りなど、手厚い将棋を得意にした。本局の展開に「いやー」「分からん」と一手一手に驚いている。弟子は本田奎五段、斎藤明日斗四段、伊藤匠四段)


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対局開始

Dsc_3901(10時、対局開始)

Dsc_3904(先手の池永四段。初手は▲7六歩)

Dsc_3907(後手の齊藤三段。△8四歩と応じた)

(紋蛇)

朝の様子

Dsc_3864(先に入室したのは齊藤三段)

Dsc_3866(9時47分、池永四段が上座に着く)

Dsc_3867(王将を据える)

Dsc_3874

Dsc_3879

Dsc_3881
(紋蛇)