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2014年10月

2014年10月17日 (金)

第45期新人王戦決勝三番勝負第2局

佐々木勇気五段と阿部光瑠四段で争われている、第45期新人王戦決勝三番勝負。
第2局は東京・将棋会館にて10月17日(金)10時開始です。

Dsc_8459 (対局ボード)


第1局を制した佐々木五段が連勝で初優勝するのか。それとも阿部四段が巻き返して第3局へ持ち込むのか。先後は第1局と入れ替わり、佐々木五段の先手番で行われます。

立会人は佐藤天彦七段。記録係は佐々木大地三段(19歳、深浦康市九段門下)です。

本局の中継は棋譜・コメント入力を吟、中継ブログを紋蛇がお送りいたします。よろしくお願いいたします。

(紋蛇)

2014年10月 8日 (水)

第2局は10月17日(金)

第1局は佐々木五段が勝ち、優勝へ王手をかけました。第2局は10月17日(金)に東京・将棋会館で行われます。そちらもぜひご覧ください。

本局の中継はこれで終了いたします。ご観戦いただき、ありがとうございました。

Dsc_8350_2 (本局の棋譜)

(紋蛇)

感想戦2

Dsc_8312

Dsc_8313

Dsc_8317

Dsc_8320

Dsc_8341(力を発揮できなかった阿部四段。次局までに立て直せるかが課題だ)

Dsc_8347(感想戦は18時前に終了した)

(紋蛇)

感想戦1

Dsc_8291 (勝った佐々木五段)

Dsc_8292

Dsc_8300 (敗れた阿部四段は苦笑いを浮かべることが多かった)

Dsc_8310 (立会人の田村七段も交えて感想戦が進められた)

終局直後

Dsc_8252 (終局直後。主催者インタビューが始まる)

Dsc_8250 (勝った佐々木五段)

--お疲れ様でした。今日の将棋はいかがでしたか。

研究でやったことのある形だったのですが、冷静に指せたかなと思います。

--先勝についてはいかがでしょう。

本局の内容が良かったので、まずまずのスタートかなと。

--序盤は端の位を両方取られました。

飛車のぶつけのタイミングを計っていたんですね。4手もかけているので端の位がいきないとひどいんですけど、本局はいきたので。

--どのあたりで手ごたえを感じましたか。

先手に▲5五竜とさせたところです。こちらが良くなる手があるんじゃないかと思いました。

--第2局への抱負をお願いします。

第2局は先手番なので、その作戦をしっかり考えていきたいと思います。


Dsc_8258 (敗れた阿部四段)

--お疲れ様でした。今日の将棋はいかがですか。

ひどかったです。

--悔やまれる手はありますか

悔やまれる手はないです。勉強不足です。

--第2局への抱負をお願いします。

普通だと第2局がないのでありがたいです。2局で終わらないように頑張ります。

Dsc_8260 (インタビューが終わると、すぐに感想戦が始まった)

(紋蛇)

佐々木五段先勝

Shinjin201410080101_102

第45期新人王戦決勝三番勝負第1局は16時46分、102手で佐々木五段の勝ちとなりました。消費時間は▲阿部光2時間34分、△佐々木勇2時間39分。第2局は10月17日に東京・将棋会館で行われます。
(銀杏)



激辛の金打ち

20141008asasakiabe102佐々木五段は得した金を自陣に打ち付けました。激辛の金打ちです。


(紋蛇)

自陣竜

20141008aabekourusasaki90△6三竜で後手陣はスキがありません。先手は自陣に桂を使っており、歩の利く筋が少ないので攻めが難しいです。阿部四段の手が止まっています。

Dsc_8246 (控室の検討も止まっている)

(紋蛇)

反撃開始

20141008aabesasaki81 8筋が受からなくなった阿部四段は▲7三歩と反撃しました。

(紋蛇)

厳しい攻め

20141008aabekourusasaki76△7四桂が「厳しい」「からい」と言われています。△7六歩~△8六歩が着実な攻めで、先手は受けにくいからです。辛抱してきた阿部四段ですが、そろそろ攻め合いに切り替える必要があります。

(紋蛇)