（休憩中の特別対局室。中央奥のカメラの映像を「将棋連盟ライブ中継」で動画配信しています）

（手番の鈴木女流三段側から見た盤面です）

△３三同桂に鈴木女流三段が17分使って、12時になり昼食休憩に入りました。消費時間は☗鈴木女流三段１時間27分、☖加藤女流三段32分。対局は12時40分に再開されます。対局者の昼食は、鈴木女流三段が「ゴーヤチャンプル弁当」、「納豆オムレツ＋キムチ」（いずれも鳩やぐら）。加藤女流三段の注文はありませんでした。

※対局者のものとは別に撮影用に注文しています。

先手の▲4六銀に対して、後手の加藤女流三段が、△６五歩▲同歩△同銀と動いたのが図の局面です。いよいよ戦いが激しくなりそうです。鈴木女流三段は、どう対応するのでしょうか。

（先に動いたのは加藤女流三段でした）

（女流棋士トランプが販売中。鈴木女流三段はジョーカー）

（加藤女流三段はクイーン）

（里見清麗はエース）

（里見清麗の直筆色紙も販売されていました）

図は28手目△７三桂の局面。ここで鈴木女流三段が20分以上使っています。序盤の局面かつ、11時前にして、消費時間に30分以上差がつきました。
大一番に鈴木女流三段は慎重です。

（駒袋を開ける鈴木女流三段）

（駒を並べる加藤女流三段）

（振り駒の様子）

（10時20分頃、日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段が控室に顔を見せ、継ぎ盤に並べる）

定刻の10時、挑戦者決定戦が開始されました。鈴木女流三段の振り歩先で行われた振り駒は、歩が４枚。鈴木女流三段の先手に決まりました。

（初手▲７六歩を着手する鈴木女流三段）

（４手目△３四歩を指す加藤女流三段）

（先手の５手目▲６六歩に加藤女流三段は対局室を出ました）

第３期大成建設杯清麗戦は挑戦者決定戦を迎えました。里見香奈清麗に挑む挑戦権を獲得するのは鈴木環那女流三段か、加藤桃子女流三段でしょうか。
対局は７月14日（水）東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始です。持ち時間はチェスクロック使用で各３時間。使いきると１手60秒未満での着手になります。先後は振り駒で決められます。

（９時30分頃の特別対局室。記録係を務める内山あや女流２級が準備を進めていました）

中継は棋譜コメント入力が銀杏、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

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