2019年9月 7日 (土)


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図は55手目▲9五歩まで。対局再開後の一手は端攻めでした。以下△6五歩▲4八角△9五歩▲9三歩△5六飛▲9五香△8四歩▲7七桂(下図)と進行。後手は端を受けつつ△5六飛と反撃手も指しています。
▲7七桂の局面で大盤解説では次の一手が出され、△8三銀や△4二角が候補に挙がり、実戦は△4二角でした。「△4二角は▲9九飛に備えています。駒を大きく使って里見さんらしいと思います」と屋敷九段。

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Dsc_4454 (端を攻めかかる甲斐女流五段)

Dsc_1295 (日本三名園として知られる特別名勝の兼六園)

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Dsc_1329 (近年は兼六園にアオバズクが姿を見せる。写真は6月に撮影したもの)

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Dsc_1376日本武尊像

Dsc_4103 (江戸時代の風情が残るひがし茶屋街。金沢を代表する観光地であり、重要伝統的建造物群保存地区でもある)

Dsc_4142 (和の夏)

Dsc_4124001 (今日は全国的に気温が高め。金沢の最高気温は34度と予報されている)

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13時30分になり、現地では大盤解説会が始まりました。

Dsc_4485_2 (清水女流六段のあいさつ)

Dsc_4535 (59手目▲9三歩の局面を解説する屋敷九段。「△5六飛とするか、攻めの面倒を見るかの急所の局面です」)

Dsc_4520 (聞き手を務める長谷川女流二段)

Dsc_4422(13時に谷川九段が対局再開を告げた)

Dsc_4428 (再開後の一手は▲9五歩)

Dsc_4456 (甲斐女流五段が端攻め開始)

Dsc_4433(厳しい表情で考える里見女流五冠)

本局で使用されている駒は竹風師作の菱湖書。使用されている盤は、西浦会長が日本将棋連盟に寄贈したもの。昨年のヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局でも使用された。

Dsc_4385 (昼食休憩時の盤面を先手側から)

Dsc_4401 (後手から見た盤面)

Dsc_4405 (対局室)

Dsc_4403 (消費時間に大きな差がついている。甲斐女流五段はすでに2時間34分使っている)

Dsc_4393 (対局室から見える庭園)

対局者の昼食は、里見女流五冠は昼食はうな重(ご飯少なめ)。甲斐女流五段は金澤カレーです。

Dsc_4369001 (里見女流五冠の昼食)

Dsc_4377(里見女流五冠は第2局に続いて昼食にうな重を選んだ)Dsc_4338 (甲斐女流五段の昼食)

Dsc_4348 (黒い色のカレーが金沢のカレーの特徴)

20190907a12時、この局面で甲斐が25分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲甲斐2時間34分、△里見香25分。昼食の注文は対局は里見女流五冠がうな重(ご飯少なめ)、甲斐女流五段が金澤カレーです。対局は13時から再開されます。

市の中心部にある金沢21世紀美術館。2004年開館。無料のエリアにもさまざまな作品が展示されています。

Dsc_1271001 (円形の建物が特徴)

Dsc_4162(4ヵ所の入り口がある)

Dsc_1278001 (レアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」

Dsc_4164 (オラファー・エリアソン「カラー・アクティヴィティ・ハウス」

Dsc_4159 (フェルナンド・ロメロ「ラッピング」