局面が進みました。△5六飛に実戦は▲7五歩(1図)△8五銀▲3三飛成△同金▲8五金△同桂▲7四歩△3八飛(2図)と進んで、里見女流四冠が優位を築いています。
2図で▲6四角の王手は△7三歩で受かるため、受ける必要はないと判断したようです。「▲4七銀が飛車の両取りになりますが、△7七桂成▲同桂に△6八金▲同金△同飛成▲同玉△5七角▲5八玉△4八金▲6九玉△6八角成▲同玉△5九飛成までの即詰みがあります。△3八飛は桂取りの保険もありますし、手堅く素早い勝ち方ではないでしょうか」と谷川十七世名人は語っていました。
2022年8月 3日 (水)
加藤清麗のおやつ
金城ふ頭
あおなみ線
激しい戦いに
昼食休憩再開後、加藤清麗は▲5六同歩(1図)と応じました。以下△6六歩▲7六金△5六飛(2図)と進んでいます。谷川十七世名人は「△6六歩に▲7六金ではいかにもつらそう」と語っていました。後手に手段が多いようです。
対局再開
昼食休憩中の対局室
昼食休憩に入る
加藤清麗が仕掛ける
1図から加藤清麗が▲7五歩と仕掛けました。△7五同歩には▲7四歩と手持ちの歩を生かした攻めが見込めます。▲7五歩に実戦は△6三銀引▲7四歩△同銀▲3五歩△同歩▲2五飛(2図)と進んでいます。先手の狙いは▲3五飛~▲4五桂で、後手がどう対応するか注目です。