2022年8月 3日 (水)

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▲加藤桃-△里見戦は108手で里見女流四冠が勝ちました。終局時刻は16時25分。消費時間は▲加藤4時間0分、△里見2時間16分。里見女流四冠が清麗に復位するとともに五冠に復帰しました。

15時、里見女流四冠のおやつは静岡県産メロンのパンナコッタと静岡県産ほうじ茶ロールケーキ、アイスカフェオレ、フレッシュオレンジジュース、ジンジャーエールです。

Dsc_4181(里見女流四冠が注文した午後のおやつ)

Dsc_4185(静岡県産メロンのパンナコッタと静岡県産ほうじ茶ロールケーキ。特製の王将がしゃれている)

Dsc_4187(フレッシュオレンジジュース、ジンジャーエール)

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局面が進みました。△5六飛に実戦は▲7五歩(1図)△8五銀▲3三飛成△同金▲8五金△同桂▲7四歩△3八飛(2図)と進んで、里見女流四冠が優位を築いています。
2図で▲6四角の王手は△7三歩で受かるため、受ける必要はないと判断したようです。「▲4七銀が飛車の両取りになりますが、△7七桂成▲同桂に△6八金▲同金△同飛成▲同玉△5七角▲5八玉△4八金▲6九玉△6八角成▲同玉△5九飛成までの即詰みがあります。△3八飛は桂取りの保険もありますし、手堅く素早い勝ち方ではないでしょうか」と谷川十七世名人は語っていました。

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加藤清麗は15時のおやつを14時30分に注文していました。メニューは季節のフルーツ盛り合わせ、アイスレモンティーです。

Dsc_4173(加藤清麗の午後のおやつ)

Dsc_4177(季節のフルーツ盛り合わせ、アイスレモンティー)

金城ふ頭は商港機能の中枢を担う重要なふ頭として知られています。総トン数1500トン以上の船を係留できる岸壁が数多くあり、大手自動車メーカーの車や産業機械の輸出、工業用金属の輸入などが盛んに行われている場所です。将棋日本シリーズJTプロ公式戦の名古屋対局が行われる「ポートメッセなごや」や「リニア・鉄道館」など様々な商業施設があります。

Dsc_3383_2(岸壁には複数の大型船が見られる)

Dsc_3419(新しく建築中のポートメッセなごや第1展示館。10月に利用開始予定とのこと)

Dsc_3422(将棋日本シリーズJTプロ公式戦の名古屋対局が行われるポートメッセなごや第3展示館)

Dsc_3433(取り壊しが進んでいる旧第1展示館)

Dsc_3450(あおなみ線・金城ふ頭駅)

昨日、あおなみ線に乗ってきました。2004年に開業した名古屋臨海高速鉄道の鉄道路線で、名古屋駅から金城ふ頭駅までを約24分で結んでいます。正式な路線名称は西名古屋港線(にしなごやこうせん)ですが、あおなみ線という名称で呼ばれています。公募によって決定した愛称で、イメージカラーの「あお」、名古屋の「な」、港の「み」をそれぞれ採ったものです。

Dsc_3333(あおなみ線の名古屋駅改札口)

Dsc_3334(あおなみ線の路線図。金城ふ頭まで約24分で結ぶ)

Dsc_3360(新幹線ホームの隣から発車する)

Dsc_3372(途中の港北駅は3月12日に名古屋競馬場前駅から駅名が変更された。競馬場が弥富に移転したことに伴うもの)

Dsc_3409(金城ふ頭駅に到着)

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昼食休憩再開後、加藤清麗は▲5六同歩(1図)と応じました。以下△6六歩▲7六金△5六飛(2図)と進んでいます。谷川十七世名人は「△6六歩に▲7六金ではいかにもつらそう」と語っていました。後手に手段が多いようです。

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13時、対局が再開しました。手番の加藤清麗は次の手を撮影中には指しませんでした。

Dsc_4123(立会人の谷川十七世名人が再開を告げて午後の対局が始まった)

Dsc_4128(加藤桃子清麗)

Dsc_4140(里見香奈女流四冠)

Dsc_4133(険しい表情を浮かべる加藤清麗)

Dsc_4156(鋭い視線を盤上に飛ばす里見女流四冠)