2024年8月20日 (火)

2024082063

54手目△5五歩のあと、おおむね予想されていた手順に進みました。

図は先手が▲4五桂の両取りをかけたところ。△3六飛と逃げるか、△4七成銀として飛車を取らせている間に寄せ切るか、調べられています。また△8五銀と角取りに打つ手もあるようです。

飛車を取らせたことが致命傷になってはいけません。福間清麗が時間を使っています。まもなく、残り時間が30分になります。

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(公益社団法人日本将棋連盟の専務理事を務める脇謙二九段が検討に加わっていた)

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図は▲5六金と歩を払った手に対し、その金頭に△5五歩とたたいた局面です。このたたきが厳しく、後手がペースを握ったと言われています。

▲5五同金と取るくらいですが、△3七成銀▲同桂△同飛成▲7四桂△同歩▲6四角が王手竜取りにならなくなっています。

△3七成銀のときに▲2四飛△同歩▲3三歩が予想されています。後手の7一銀型が見た目より堅く、先手の手駒が増えてもすぐに寄らない形をしています。

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(再開明けの加藤桃子女流四段。現在は苦しい考慮になっているようだ)

15時に対局者へのおやつが出されました。

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(フランスの伝統菓子、フロランタンが用意された。飲み物は午前と同じく、福間清麗にアイスカフェラテ、加藤女流四段に無糖の紅茶が出された)

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昼食休憩明けから10数手進みました。上図は△3六銀のぶつけに▲2一歩成と桂馬を取ったところ。△3六銀に▲同銀△同飛▲3七銀と銀を手放して受けたあとでも▲2一歩成と指せるので、強気に見える手です。

ただここで△3七銀成は▲同桂△同飛成に▲7四桂(△同歩は▲6四角が王手竜取り)があります。

本譜の福間清麗は△4七銀成と進め、△5七歩成を見せました。

控室では「駒得という実利がある居飛車が指せるように見える」と言われています。

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(村山慈明八段が控室の検討に加わった)

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(村山八段は第2局で立会人を務めた)

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(1階のショップは、火曜日が定休日。他の曜日は12時~17時が営業時間)

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(「ガチャガチャ」は1階ロビーにあるので、会館が開いているときはいつでも遊べる)

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(ガチャガチャ、現在の商品は棋士千社札。なおカプセルが2個出てくるのは「当たり」ではなく「不具合」で、その場合は1つ返却してほしいとのことだ)

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(本局の控室が設けられている関西将棋会館4階の多目的ルーム。継ぎ盤の前には立会人の長沼洋八段が座る)

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(立会人を務めるのは、2017年の霧島酒造杯女流王将戦以来ではないか、とのこと)

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(「まじめに検討しないと」と言って継ぎ盤を動かす)

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(昼食休憩明け、振り飛車持ちの見解)

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(継ぎ盤の駒を動かしながら「いやあ、これでは……」と悩む)

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(第6期清麗はどちらの手に)

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(加藤女流四段の席には、10本を超えるペットボトル飲料が用意されていた)

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(崎原知宙女流1級と長沼洋八段が再開を見守る)

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(対局再開後。福間清麗はすぐに指さなかった)