2019年6月19日 (水)

Z038

里見女流五冠は7筋で歩を交換した際に銀を6三ではなく8三に引き、その後、端から仕掛けました。

頼本女流初段は上図で▲9五同歩とは取らず、▲3四銀と歩を取りました。

Z046

数手進んで上図が11時頃の局面です。後手の攻め駒が重く、頼本女流初段は端歩を取り込まれても指せると見ているのでしょう。

10時に始まった対局は10時半時点で27手目まで進んでいます。

Z027

両者は振り飛車党ですが、後手番の里見女流五冠は居飛車を選択しました。三間飛車vs居飛車の対抗型になっています。

振り駒の結果、と金が3枚出て、頼本女流初段が先手になりました。

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(里見香奈女流五冠)

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(頼本奈菜女流初段)

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(開始前の様子)

第1期ヒューリック杯清麗戦(主催:ヒューリック株式会社)の本戦準決勝、里見香奈女流五冠-頼本奈菜女流初段は6月19日(水)、関西将棋会館で行われます。対局開始は10時。
既に甲斐智美女流五段が勝ち上がっており、本局の勝者と五番勝負を戦うことが決まっています。第1期五番勝負の舞台に立つのは、実績十分の里見女流五冠か、それとも初タイトルを目指す頼本女流初段か、ぜひご注目ください。
持ち時間は各3時間(チェスクロック使用。使いきると1手60秒未満)。

本局の模様は翔がお送りします。よろしくお願いいたします。

Photo

ヒューリック杯清麗戦中継サイト
http://live.shogi.or.jp/seirei/

本局の棋譜再生ページ
http://live.shogi.or.jp/seirei/kifu/1/seirei201906190101.html

2019年6月14日 (金)

感想戦後、甲斐女流五段に少しお話を聞きました。

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―― 本局を振り返っていかがでしたか。

甲斐 △5五歩(34手目)と仕掛けられて、中央でのぶつかり合いになりました。力強く金を四段目に出てこられて。こちらは桂得と穴熊が主張でしたが、歩切れだったので、どうやって手を作るか苦心していました。
▲3五歩(53手目)と突いたあたりがギリギリでしたが、手が繋がっていたので、少しよくなったかなと思います。

―― 優勢、勝勢を意識されたのは。

甲斐 優勢だとは感じていましたが、寄せまではしっかり読めていない部分があったので、▲6一角(91手目)から▲8三桂成の順で勝ちを意識しました。

―― 五番勝負の相手は決まっていませんが、抱負をお願いします。

甲斐 まさか五番勝負まで勝ち残れるとは思っていませんでしたので驚いています。せっかく第1期の清麗戦の五番勝負で対局させていただけるので、いい将棋が指せるように、全力で頑張りたいと思います。

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本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

Dsc_0056(笑顔で対局を振り返る甲斐女流五段)

Dsc_0061(感想戦では▲4六歩(51手目)や▲3五歩(53手目)の周辺を中心に検討された)

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103手で甲斐女流五段が制しました。終局時刻は16時15分。消費時間は、▲甲斐2時間51分、△中村真2時間42分。勝った甲斐女流五段は里見香奈女流五冠-頼本奈菜女流初段戦の勝者と五番勝負を戦います。

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図は△5九飛成に対して、▲2四飛と走った局面です。角の働きが違い、先手がリードを広げています。

Dsc_0023(写真は開始前、振り駒に使われた歩を並べる甲斐女流五段)

 

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図は△5六歩の取り込みに▲6八銀と引いた局面です。桂得でと金を作っている先手ペースと見ていいようです。

Dsc_0025(開始前の甲斐女流五段。対局に向けて気息を整えている)