2022年7月22日 (金)

端攻めで先制攻撃

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本局は里見女流四冠の中飛車に、加藤清麗が居飛車穴熊に組んで対抗形に進みました。里見女流四冠は▲4八飛と4筋に応援を送り、▲1七桂~▲2五桂と端から桂を活用。スピード重視の積極的な姿勢で端攻めに出ています。手筋の▲1三歩(45手目)に、△同桂▲1四香△4四歩▲1三香成△同香▲同桂成△同銀▲2六香△7九角成(54手目)と進みました。

現地には日本将棋連盟常務理事の清水市代女流七段が訪れていて、控室で野月八段と継ぎ盤で検討しています。

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攻め方の一例は▲4六桂△4五香▲同銀△同金▲3四桂△3三銀▲4五飛△同歩▲3一金で、こう進めば角のラインが生きて成功といえます。実戦は▲5五歩△6四金▲4四飛△4三歩▲4八飛としました。一気に攻め倒すのではなく、少しずつポイントを稼ぐ指し方です。

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