2020年7月10日 (金)

手渡し合戦

20200710d1図の▲4五桂は▲5三銀を狙った手。対して里見清麗は△6二銀と持ち駒を自陣に投資して守りを固め、▲7七角△1二香▲2九飛(2図)と、一転して渋い展開となりました。控室では「振り飛車の常套手段」として、以下△3三桂が示されています。

20200710c

Photo_19(検討は引き続き3人体制)
Photo_20
(飯野八段は△3三桂以下、▲同桂成△同角▲1五桂△2二金▲2三銀△同金▲同桂成という順を並べる)

Photo_23(「どこ攻めてるんだと笑われちゃうかな」と飯野八段。2筋は突破できるものの、後手玉から遠いため本筋ではないとのこと)