18時に前夜祭が開かれました。
(司会はフリーアナウンサーの福山知沙さん。将棋を題材にした絵本『しょうぎのくにのだいぼうけん』『しょうぎのくにであそぼう』の絵やキャラクター原案を担当)
(西浦三郎・ヒューリック株式会社会長のあいさつ)
西浦会長「この建物(ホテル日航金沢)が当社の持ち物ということでして、今回、第3局を金沢でやらせていただきます。開催にあたり金沢市と北國新聞社さんにご後援をいただいております」
(清水市代・日本将棋連盟常務理事のあいさつ)
清水常務理事「清麗戦は予選が2敗失格システムという大きな特色があり、1回負けてもタイトルを取るチャンスがあります。女流棋士にとってチャンスが広がり、精神面でも技術面でも大きな可能性が広がり、女流棋界の盛り上がりにもつながっています」
(来賓の山野之義・金沢市長のあいさつ)
山野市長「やっぱり石川県人としては甲斐女流五段(石川県七尾市出身)にここで一矢報いて、さらに勢いをつけてもらいたい」
(立会人を務める谷川浩司九段が乾杯の音頭を取った)
谷川九段「清麗戦は予選が2敗失格で、女流棋士が平均すると1年で4局ほど対局ができるシステムです。女流棋士の実力向上のためには真剣勝負の場が数多く生まれればいいと考えていました。女流棋士にとって7つ目のタイトル戦ができたということと同時に、タイトル戦が一気に2つ増えたような喜びがあるのではないかと思っております」
(書き起こし=琵琶 写真=銀杏)