前夜祭は19時から「指宿白水館」薩摩伝承館・維新の間で行われました。
(主催者あいさつ 西浦三郎・ヒューリック株式会社代表取締役会長)
「女流で六冠はまだ出ていない。男性のほうで一時は8人がタイトル保持者ということがあり話題に。一人ばかりではなく甲斐さんに頑張っていただき、明日いい棋譜を残していただければと思っております」
「里見さんはタイトルを複数保持している第一人者。甲斐さんも大変な実力の持ち主で、第1期にふさわしい決勝のカードが実現した。近年、女流棋士たちの実力向上がめざましく、将棋連盟として今後が楽しみです」
「芸術・文化を創造する場がホテルである。白水館の先代の会長さんの言葉です。将棋を指す宿として全国的に有名になった。この場で清く麗しい戦いが行われることだけでも大変うれしく思います」
「名前は出ていませんでしたが、3月のライオンの舞台で指宿白水館の離宮が描かれていました。日本将棋連盟さんとご縁ができて竜王戦を開催していただきました。清麗戦でもご指名をいただき、身に余る光栄に思っております。マンガに出てきた舞台がいつの間にか将棋界の最高峰を決める対局の会場になり、夢のような話です」