2018年11月23日 (金)

第26期大山名人杯倉敷藤花戦第2局

皆さんこんにちは。

里見香奈倉敷藤花に谷口由紀女流二段が挑戦する第26期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第2局は、11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」にて行われます。
第1局は里見倉敷藤花が制し、第2局に勝つと4連覇(通算9期)を達成します。
第2局は10時に開始。昼食休憩明けの13時から終局まで、公開対局にて行われます。なお、第2局が終わって1勝1敗の場合、翌25日(日)に同所で第3局が行われます(第3局は非公開)。
先手は谷口女流二段です。立会人は斎田晴子女流五段、記録係は冨田誠也三段(小林健二九段門下)が務めます。

本局の模様は棋譜・コメント入力を飛龍記者、ブログを翔が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

【倉敷市】http://www.city.kurashiki.okayama.jp/
【倉敷市文化振興財団(アルスくらしき)】https://arsk.jp/
【山陽新聞社】http://www.sanyonews.jp/

【動画中継】http://www.city.kurashiki.okayama.jp/10369.htm

(翔)

2018年11月 6日 (火)

感想戦(2)

Dsc_0171(逆転で先勝の里見倉敷藤花。感想戦では笑顔がこぼれた)

Dsc_0191(終盤まで優勢に進めた谷口女流二段だったが……)

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Dsc_0184

以上で本局の中継ブログの更新は終了いたします。11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われる第2局をお楽しみに。ご観戦ありがとうございました。

(吟)

感想戦(1)

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(感想戦を行う両対局者)

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(吟)

終局直後

Dsc_0132(終局後、両対局者は山陽新聞のインタビューに応じた)

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―― 一局を振り返っていただけますか。

里見 途中でちょっと誤算があって、そこからはずっと苦しかったです。その前に警戒して指すべきだったと思います。

―― 勝ちが見えたのはどのあたりで?

里見 △4八竜のときに詰みが見えていたので、勝ちになったと思いました。

―― 相居飛車は想定していましたか。

里見 想定していませんでした。序盤の対応があまりよくなかったかもしれません。

―― 倉敷での公開対局の抱負を。

里見 第2局まで、少し時間があるので、自分のできることをやって、精一杯力を出しきれる状態で倉敷にうかがいたいと思います。(水害のあった)倉敷で開催していただくのは、本当に大変なことだと思います。昨年と同じように場所を提供していただけることに感謝して指したいと思います。

Dsc_0157

―― 一局を振り返ってどうでしょう。

谷口 あまり見かけない形で、一手一手、神経を使う将棋だと思って指していました。こちらは居玉で手がつくと速いので、慎重に指していました。

―― 相居飛車は珍しいと思うのですが。

谷口 はい。珍しいと思います。これになれば、やってみたい手はありました。すぐに研究手順からは外れましたが。

―― 第2局の公開対局に向けて。

谷口 精一杯やろうかなと思っています。今日のことは忘れて、また新たな一局ということで、岡山のみなさんにいい将棋を見せられたらなと思います。

(吟)

里見倉敷藤花が逆転で先勝

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第26期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第1局は、里見倉敷藤花が劇的な逆転で勝利をもぎ取りました。第2局は11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。

(文)

事件か

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後手が優勢といわれていたが、△5四同金に▲8四桂から詰みがある。「あら、これは事件だ」と田中寅九段。逆転で里見倉敷藤花が勝勢になった。

(吟)

粘りを見せる里見倉敷藤花だが……

2018110693

里見倉敷藤花が▲6五竜と桂を取って粘りを見せる。しかし△7三桂と跳ねて、相変わらず後手が厚いとの評判だ。

Dsc_0100(形勢は苦しいが、懸命の粘りを見せる里見倉敷藤花)

(吟)

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